読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

DMM「4/15 18:00 峯岸チーム4『手をつなぎながら』千秋楽公演」

先日HKTひまわり組の公演を見たら私の中で長い冬の時代を迎える予定だったAKBグループに対する興味が再発し、続けて峯岸チーム4の千秋楽もDMM.com AKB48 LIVE!! ON DEMANDで購入してしまった。HKT48を観察するにあたって私がその仮想敵として勝手に設定しているのがこの峯岸チーム4で、「これまでAKB48の中核メンバーとして経験豊富に活躍してきたメンバーが一人紛れ込んでいて、その他はAKBグループの次世代を担っていくであろう若き少女たちの集団」という点で類似している。この2つを同時進行で観察することに個人的な楽しみを見出している。そんな峯岸チーム4の千秋楽公演ということで、感想をいくつか記しておく。

4/15 18:00 峯岸チーム4「手をつなぎながら」千秋楽公演
【出演メンバー】
相笠萌岩立沙穂内山奈月梅田綾乃岡田彩花岡田奈々北澤早紀小嶋真子篠崎彩奈高島祐利奈西野未姫橋本耀前田美月峯岸みなみ村山彩希茂木忍

  • 「自分より大切なものが出来た」「大切な妹が沢山出来た」と涙を流していたキャプテン峯岸みなみさん

峯岸さんが何故このチーム4に籍を置くことになったのかという経緯は、このブログを読んで下さる方にはわざわざ語る必要はないと思うが、あの時痛々しく強烈なインパクトを与えた彼女の容姿も今ではすっかり女性としてお洒落を楽しめるくらいに戻っている。綺麗に染まった茶色の髪の毛は黒髪の多いチーム4のメンバーの中で際立ち、彼女がひとつ飛び抜けて大人の女性であることを指していた。それまで人の上に立つという経験があまりなかった彼女が、正規メンバーになったばかりの女の子をまとめて一つのチームを作り上げたという物語が私は好きだった。恋愛禁止条例(今となってはあまり意味を持たないものとなってしまったが)のペナルティとして課せられた、いや自ら志願したのが「降格」だったが、指原さんにしても峯岸さんにしてもそのペナルティの先に「後輩教育者としての地位の確立」があり、本人たちの未来設計の中には元々無かったかもしれない通過点で、却って予定していた以上の成長を遂げたのではないか、と思わされるところが私は個人的に好きだった。相笠萌さんがMCで、初日の日にも千秋楽の日にも峯岸さんがメンバー一人一人にメッセージカードを書いてお菓子と一緒に手渡ししていたというエピソードを紹介していたが、初めてチームというものに所属することが出来た女の子たちにとって、峯岸さんのその細やかな優しさは嬉しかっただろうなと思う。峯岸さん自身も「自分より大切なものが出来た」「大切な妹が沢山出来た」と最後の挨拶で語っていて、彼女の大きな瞳からスっと透き通った涙が溢れていくのを見てとても綺麗だなと思った。アンコールの楽曲を歌い終え、最後にお客さんに手を振ってステージから捌けていく時に峯岸さんが「ふぅ」と息をついているところをカメラが捕らえていて、それを見た時にお疲れ様と声をかけたくなった。

容姿が渡辺麻友さんに似ていることから最初興味を持っていた西野未姫さんだが、公演を見たら一瞬にしてその印象を塗り替えられる。正統派でアンドロイドの様にアイドルとして正確で無駄のない動きをするイメージのある渡辺さんに対して、西野さんはその真逆で壊れそうになる程身体全体で表現をする。今回の「手をつなぎながら」公演も彼女がセンターポジションを務め、ステージの中央に滞在する時間は誰よりも長い。端っこにいても十分に目立てる要素を持つ彼女が、最大限の元気を振りまきながら踊るので観客の視線は自然と彼女に集まる。そうなると後ろにいるメンバーも彼女に負けないくらい大きな動きをしなければと感化され、チーム4全体が彼女の影響を受けた大胆パフォーマー集団になっていた。元々「手をつなぎながら」公演は1番最初SKE48の初代チームSが担当していた公演で、SKE48と言えば他のグループよりも激しいダンスを踊る印象があるが、チームSの激しさとはまた別にチーム4としてのダイナミックさを作り上げていた様に思う。西野さんはまた次もチーム4で、恐らくまたチームの中心メンバーとなると思われるが、SKE48から移籍してくる木崎ゆりあさんやその他のチームからやってくる先輩方との調和を今後図るのか、それとも照準はやはり西野さんに合わせられるのか、彼女の与える影響力を今後も観察していきたい。

峯岸さんや西野さんについてここまで書いてきて、突然ビジュアルだけに言及する話になってしまうが、茂木忍さんが終始美しかった。私はまとめブログ等を読んでいる内に、彼女のことを変態キャラや近寄り難いぼっちキャラとして認識していたが、そのイメージが先行してしまって彼女のビジュアルが飛び抜けていることをすっかり失念していた。くっきりした目と、綺麗に通った鼻筋、頭から綺麗に流れ落ちた髪の毛、スカートの下から隠れ見える形の良い脚。どのパーツも主張が激しくなく、うっとりするくらいバランスが良い。「研究生時代はよく色んな人と喧嘩していたけど、あまり喧嘩しなくなって丸くなった」と語り、過去に喧嘩したことのある高島祐利奈さんが自己紹介で茂木さんとの思い出を語った時には思い出して涙を流し「茂木が泣いてるー!」とみんなに面白がられていた。その涙を笑いながら拭っている様がまた艶めかしく、茂木忍さんはまだまだ化けていくぞと思った。DMMの最後にチーム4全員が登場しオンデマンド用の挨拶を撮る時には、レイザーラモンのモノマネをしながら「フォー」と変顔を披露していたけれど、容姿と彼女のキャラクターのギャップがまた愛しい。

「手をつなぎながら」公演のセンターは西野未姫さんであるということを先程書いたが、三銃士と呼ばれる14期の人気メンバー小嶋真子さん、岡田奈々さん、西野未姫さん、この3人で活動する時には必ず小嶋さんがセンターに置かれる。またその3人を含めたユニット「てんとうむchu!」でも小嶋さんがセンターに立つ。次世代エースと呼ばれている彼女こそ、この「手をつなぎながら」公演の中心に立つと思い込んでいたが、彼女はセンターではなかった。先輩の大島優子さんや高橋みなみさんからは「ヘラヘラしている」と評されている小嶋さんだが、この「ヘラヘラ」こそが彼女の最大の魅力で、どんな時も何も考えていない様な振りをして中心で笑ってくれているアイドルにこちらもつられて笑ってしまう。実際はこの千秋楽公演の前日から翌日のことを思って泣いていた姿が峯岸さんのGoogle+にアップされていたり、夜も眠れなくてスーパーに買い出しに行って全員にケーキを作ったという話もしていたが、そこまでこの千秋楽公演に思い入れがあっても彼女はステージ上ではいつもの様ににこにこと笑っていたのである。その様子は嘗ての絶対的エース前田敦子さんの何にも動じない笑顔とも重なる。千秋楽公演の最後にリクエストアワーで1位に輝いた「清純フィロソフィー」を披露した。イントロで前から順番に他のメンバーが左右に分かれていき、奥には三銃士が立っている。西野さんと岡田さんの一歩後ろに小嶋さんが立っていて、それを認識した瞬間に小嶋真子さんが0番に立つ景色に強烈な可能性を感じて鳥肌が立ってしまった。小嶋真子さんには未来を背負って欲しい、と押し付けがましく感じてしまう。小嶋さんは次、チームKに移動する。チームKには、松井珠理奈さん、山本彩さん、兒玉遥さん等、姉妹グループの各エースが集結する。大島優子さんが卒業する今、姉妹グループのエースが「AKB48」という母体ごと丸呑みしてしまう勢いがある。そんな中、やっぱり「AKB48」からも同勢力を持ったエースが存在するべきで、私は個人的にそれを小嶋真子さんに期待したいと今回の千秋楽を見て思った。チームKで彼女のより一層の活躍を期待したい。


「手をつなぎながら」公演、やっぱり好きだった。表題曲「手をつなぎながら」が出来上がったばかりのチームに良く似合う。少し前までチームHが公演していたが、その時も若さ溢れるエネルギッシュなパフォーマンスと、この公演を通して距離を縮めていくメンバーたちの雰囲気がとても良かった。今後はチーム4自体の色はあまり大きく変わらず数名メンバーが入れ替わる様な形になるけれど、峯岸キャプテンの“初めての宿題”が提出された様で見ている側も一緒に達成感を感じることが出来た。次は副キャプテンに木崎ゆりあさんが加わって、峯岸さんと木崎さんという組み合わせの可能性も未知数なので、どんな形のチームが出来上がるのかとても楽しみにしている。