遡ること2週間前。私は程よく酔っ払っていた。
毎月恒例の同期会だった訳だがいつものように2次会行くだろうなって予想しながら1次会軽めに飲んでたらまさかの1次会で解散になった。こんなはずじゃなかった。おい誰か、飲み直そうぜ。リアルに結婚したいジャニーズランキング語ろうぜ。
— あやや (@hraom) 2014, 11月 15
この酔っ払いの発言に反応してくれたのがこのお方。
よしわかった、結婚したいジャニーズランキングちょっと真面目に考えるから、おたがい真剣にランキングつくって見せ合いっこしよう、あややさん
— ㅤ (@honeythestar) 2014, 11月 15
そして仕事の早いハニーザスター氏が早々に仕上げてきた記事がこちら。
徹底討論! 結婚したいジャニーズランキング〜ハニーザスター編〜
http://t.co/AkQBrugZ3H
途中で力尽きそうになったけども書いたよーあややさん!!!
— ㅤ (@honeythestar) 2014, 11月 18
ガチである。超ガチである。私はお酒に助けてもらいながら軽率にジャニーズと結婚する妄想しちゃおうぜ☆(勿論オフラインで)というノリで呟いていたのだが、出来上がったハニーザスター氏のランキングがあまりにもガチだったので、言いだしっぺながらこれは私も真剣に考えないとまずい、と思っていたら考え過ぎて記事を書くのが遅くなってしまった。そしてハニーザスター氏の記事がかなりバズったので、言いだしっぺながら二番煎じ感が心配だが、本気の悪ノリには本気で返すのが礼儀。これ書かねえと年越せないどころか人生終われない気すらするので、現在これを書いている私は全くもってシラフだが、私が考える結婚したいジャニーズランキングを書いてみようと思う。何様だ、という声は一回呑み込んでくれ。呑み込めない場合は、×ボタンで閉じる、いつもどおり自己責任でよろしく。
まずは私も「結婚に求める条件」を考えてみた。街コンや婚活パーティーに足を運んでおきながら、その部分を明確にしたことは実はなかった様な気がする。「相手にされたいこと」「相手にされたくないこと」「相手にしたいこと」「相手にしたくないこと」というものを書き出していたら、私は「相手にされたくないこと」や「相手にしたくないこと」ばかりが出てきて、いかに人と一緒になることに希望を見出していないかがよく分かった。「結婚したい」というのは「結婚出来る人である、という称号が欲しい」とイコールである、ということに今までも薄々気づいていたが、最近やっとはっきりと意識するようになった。そんな「結婚」を「ブランド」の様に捉えている甘い若者である私にも、うっすらと「条件」らしきものがあるので並べてみる。
- 平和に生きる為の柔軟性
1番にこれが出てくるのは平常なのか異常なのか分からないが、仕事上人の執念と向き合うことが多く、とにかく我の強すぎるタイプとは四六時中一緒にいることは出来ないと思っている。一方の道が極めて困難だと感じたら、多少全体的な時間がかかっても別の道にすぐに切り替えることが出来る臨機応変な対応が出来るスマートさがあって欲しい。困難な道を敢えて強行突破しようと試みる男性も逞しくて素敵に相違ないが、私は平和に過ぎ去っていく人生の中でささやかな幸せを見つけていくくらいがちょうど良い。平々凡々と暮らしていきたい。
- 限りなく0に近い興味の矢印
街コンや婚活パーティーの記事には書いたが、とにかく私は自分の方に矢印を向けられることが苦手である。「愛されるよりも愛したい」をテーマソングに掲げ生きている身としては、相手から自分に向けられる興味は限りなく0に近い方が良い。色んな事に興味があって、色んな方向に矢印が伸びているゆえに、こちらに対する矢印が極短であるのがベストである。優先順位を付けた時に自分が低順位に置かれていることが理想。この感覚は万人への理解は求めていない。
- 多岐ジャンルに渡る視野の広さ
一緒になるからには刺激を受ける対象であって欲しいので、世間の色んなことに純粋に興味があって、勉強熱心な人が良い。自分の視野の狭さを広げてくれるような、学歴だけでは得ることが出来ない、物知り博士と結婚したい。
ここまで書いたところで、ハニーザスター氏の書いていた「経済力」とか「安定性」が、自分の中ではあまり優先順位が高くないことに気付く。勿論あるに越したことはないのだろうけど、そんなことよりもっと精神的に平和に暮らして心が豊かになりたい欲が凄い。そんな訳で、前置きが長過ぎだが、ようやく結婚したいジャニーズランキング発表に移る。ちなみにハニーザスター氏に倣って、私も既婚者は今回除いている。山口達也、井ノ原快彦、風間俊介、の三大結婚したいジャニーズをランキングに入れられないのはとても辛い。
第10位:大野智(嵐)
先日拝見した15周年ハワイライブやそれに伴って放送されたレギュラー番組のハワイSPで、ポロポロと涙を零しているのを見てその感受性の豊かさにグッと来た。そもそも芸術肌の人というイメージだが、歌やダンスも大野さんにかかるとアートの世界に染まる。それは自分が絶対に持ち得てない才能であるからこそ惹かれるものがあり、また全体を見つめる穏やかな目には無闇に人を傷つけることはないだろうと思われる平和性が隠れている。
第9位:岡本圭人(Hey!Say!JUMP)
ミスターHEIWAと言っても過言ではない。どうしたらこんなに綺麗な心を持った子供を育てられるのか、岡本健一さんには「岡本圭人の育て方」という育児教科書を出版して欲しい。岡本圭人さんが纏っている柔らかさは誰でも纏えるものではない。
第8位:村上信五(関ジャニ∞)
ここまでの3人の中では最も平和からは遠いかもしれないが、村上信五さんのラジオを聴いている時のリスナーとしての距離感が結婚した夫婦の距離感としてほど良い。問いかけられているようにも聞こえるが、実際はこちらの話なんてまるで聞いてなくて一人でどんどん話を進めていく。自分が居ても居なくても問題なさそうな具合が非常に理想的。
第7位:桐山照史(ジャニーズWEST)
上記の村上信五さんにもう少し平和性が加わったのが桐山さんだと思っている。舞台で繰り広げるアドリブ力は、私が結婚相手に求める「柔軟性」の極みであり、どんな時でもどっしりと構えて別の道からのアプローチを用意して、楽しく切り抜けていく。その器用さは尊敬にも値する。
第6位:櫻井翔(嵐)
VS嵐ハワイSPの車の中でひたすらウンチクを語っている姿に、もうギュンギュン熱が上がった。慶応卒であり報道番組のキャスターを長年務めている櫻井さん以上に「博士」的なジャニーズがいるだろうかと思う。ただきっちり休日のスケジュールを詰めて、エクセルでデータを管理している点は自分と似すぎているので、これは磁石のN極とN極の様な噛み合わなさが出てしまうことを危惧している。
第5位:中丸雄一(KAT-TUN)
喜怒哀楽が最も激しくないジャニーズ。あの安定したテンションは、恐らく厄介事を持ってくる危険性とは遠いと思われる。よって、クールは平和と仲良しだ。それで尚且つ、結婚した相手に対してもさほど興味がなさそうな態度を取りそうなので、愛されたくない派にとって、これほどまで良い物件はない。そしてシューイチで鍛えられて知識も豊富である。あれ、ゆっちって最強じゃね。
第4位:加藤シゲアキ(NEWS)
最強の上には最強がいるということをここからはしっかり証明しなければならなくなった。加藤さんについては全ての条件をそれなりに満たしているということに加えて、とても個人的な条件をひとつ追加してこの順位につけている。それは、加藤さんの小説を誰よりも早く読める特権を得たいから、という超個人的な趣味がここに来て入ってくる。そろそろ個人的な趣味入れないと差をつけることができなくなっているのだ、許せ。知識が豊富である、ということに加え、自分が喉から手が出る程欲している「書ける」という才能を持っている人の側で、永遠に負けを認め続ける人生も悪くないだろう。
第3位:横尾渉(Kis-My-Ft2)
何故キスマイBUSAIKU!?でも低順位の横尾渉さんが、結婚したいジャニーズランキング3位なのか、これは私が説明してしまうと面白くないので、あまりに突然ですが皆さんの宿題とさせて頂きます。答えは来週までに考えておくように。
第2位:小山慶一郎(NEWS)
恐らく私がTwitterで最も「結婚してくれ」と叫んだことがあるランキング1位。過去には「何故小山慶一郎さんに結婚欲を掻き立てられるのか」という文章を3000字くらいで書き上げたことがある。その文章は一時の気の迷いで消してしまったのでとても後悔している。どう考えても平和な家庭しか築けない、そしてキャスターをやっているので知識は豊富なはずだが、どこか抜けているというお茶目な一面まで兼ね備えている。お茶目な一面?いや全面か。早く誰かのものになって欲しくてたまらないし、いつまでも誰かのものにならないでいて欲しい。
第1位:城島茂(TOKIO)
これを書き始めるまで約2週間、ハニーザスター氏の本気の1位を見た時、私も本気の1位を考えなければならないと試行錯誤を繰り返した。ハニーザスター氏が宮田俊哉という聖人を1位に持って来るならば、私もそれに対抗出来るレベルの聖人を発表しなければならない。そうしてたどり着いた結論が、城島茂さんだった。恐らく体内の150%が優しさで出来ていて、あの柔らかな口調で家庭どころか世界中に平和をもたらす。知識も経験も豊富で、もはや恋愛など一番に考えていられない程、長年務めてきたTOKIOのリーダー、いや日本が誇る「リーダー」とい役職を全うする責任がある。かっこいい。結婚してくれ。
という訳で大変遅ればせながら「結婚したいジャニーズランキング」を書き上げることが出来た。ジャニーズの中で考えるとなると、「ビジュアル」という評価軸が一旦消えて、それ以外の点で大事なことが自動的に浮き彫りになってくるので、意外とこの遊びは婚活女子が「結婚に求める条件」を考えるにあたって、効果的な遊びだと今回考えてみて感じた。私のランキングも半年先には順位が大きく変動している可能性があるので、2014年11月時点の私の結婚観をこういう形で残しておくと後々読み返して楽しめるかもしれない。もし「結婚に求める条件」を考えたことがない方は、この機会に是非。