アラサージャニヲタの部屋の片付けとその後

年末年始、驚異の16連休を手に入れたので、一念発起して部屋の片付けをすることにした。私は実家に住んでいて部屋は約6畳。しかしヲタクゆえに物が多過ぎて常に収納スペースから物が溢れ出ている状態だった。2018年の初めに「物を捨てる」を目標にしていたはずが、2018年の年末になってみても、全く物が減った様子はなかった。朝起きて物が多過ぎる部屋を眺め、何とかしなければと思うものの、何から手を付けてよいか分からなかったし、まとまった時間が無い限りリセットすることは難しいと感じていた。どれくらい物が溢れていたかビフォアー写真を撮影しておけばよかったのだが、他人様に見せられるような状態ではなく、大学を卒業して実家に戻って来てから丸8年、なかなか物を捨てられずにいた、と言えば想像がつくだろうか。何なら大学時代から取ってあるものも沢山あり、「いつか使う」と取っておいたものが充満した部屋だった。

今回こそはという想いで、私は部屋の片付けに手を付け始めた。まず一番最初にしたことは「理想とする部屋のイメージを具体化すること」だった。これまでも何度か部屋の片付けをしてきたが、イメージが固まっていないままに百均に出向き、用途がぼんやりしたまま収納ケースを購入したりして、そういったものが部屋の物を逆に増やしてしまっているような状態にあった。理想は「片付けたくなる部屋」。このワードでネットを何度も検索し、片付いた部屋の写真を舐めまわすように見た。結果として「白を基調とした落ち着いた雰囲気にすること」「細かい収納ケースを幾つか購入するよりも大きい収納棚を思い切って購入すること」を自分と約束した。

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

イメージがまとまればあとは取り掛かるのみ。『人生がときめく片付けの魔法』のこんまりさんが、一番初めに取り掛かるのに良いのは服の断捨離と仰っていたのを思い出し、クローゼットの中の服を全部出した。近年私のクローゼットはパンパンで、正直自分で持っている服を把握し切れていなかった。「ときめく」か「ときめかないか」だけに神経を集中させ、「この服は高かった」「この服は貰い物だ」等という邪念を捨てて、ときめいたものだけを残した。結果、45リットルゴミ袋8袋分の服を捨てることになった。1週間のローテーションは大体もう決まっている。そこから選抜漏れした服を着る機会はきっともう無い。どうしても着たくなったらまた買えば良い。この精神はめちゃくちゃ健康的に物を捨てられた。勿体ないと思うと捨てられないけれど、また買えば良いと思えば捨てられる。そして実際にまた買うことが想像できない物はやっぱり捨てるべき物なのだ。確か北川景子さんは服を7着しか持たず、新しい服を1着買ったら古い服を1着捨てると仰っていたけれど、そこまでとはいかないにしても、自分の脳内で把握出来るレベルの量しか持たないことで、クローゼットはめちゃくちゃ広くなった。

クローゼットが片付いたことで自信が付いた私は、次に本棚周りの片付けに手を付け始めた。私は本屋が好きなので「部屋が本屋さん」という状態にしたくて、以前ニトリで購入した本棚を3つ壁に沿って並べていた。その本棚にはまだ収納スペースがあるものの、ついつい買った本をその本棚の前に積んでいく癖がついてしまっており、まずはそれを本棚の収納すべき場所に収めることから始めた。部屋全体の物が多く見える原因はこの本棚にタイトルが所狭しと並んでいることにあると思ったりもしたが、好きな本やCDはやはりいつでもパッと取り出せるようにしたくて、ここは何か布をかけたり蓋をするような工夫はしないことにした。その一方で形が不揃いなコンサートグッズもまたカラーボックスの中で溢れていた。形が不揃いであることが視界をガチャガチャさせていることに気付いたので、カラーボックスのサイズに合わせて作られた布のボックスに入れてしまい、コンサートグッズは見えないように収納した。
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続いて手を付けたのは、最近増えまくっているコスメ関係。収納する場所はベッドの隣しかもうスペースが残っておらず、これまではベッド横に小さい机を置いて、その上にコスメボックスを並べていたが、寝ながらコスメボックスを破壊することもあり、またベッド下に物が落ちた時にコスメボックスが邪魔で取りづらい、その問題をどうにかしたいと思っていた。どう収納するのがよいか何軒かホームセンターを回って、机ではなくラックを置くという結論に至った。ラックであれば高さがある分収納できる量も増えるし、ベッド側からも反対側からも取り出すことが出来る。便利。
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※商品は実際に私が買ったものとは違うのでイメージ。


そうして、何年か振りにめちゃくちゃ部屋が片付いた。暫くの間、朝起きたら部屋が綺麗で毎朝新鮮に驚いた。正月休み中は時間があるのでこの部屋の状態を保てたけれど、勝負は仕事が始まってからだと思っていたので、1ヶ月の間私はこの部屋の状態を保てるかどうか、自分自身で経過観察が必要だと感じた。なので1ヶ月経ったこのタイミングでブログを書いているのだ。結果、今現在も部屋はこの状態を保てている。そして部屋を片付ける前と片付けた後で、心境の変化も様々あったので書いておきたい。

  • 帰宅したら持ち出していた物をすぐ片付けるようになった

今までこんなことで悩んだことのない人からしたら、何当たり前なことをと思われるかもしれないが、今までは帰宅したら鞄はそのへんに放置して、他のことに気を取られてしまいがちだった。しかし今回の片付けで、「物の住所」をしっかり決めて片付けをしたことで、その物の在るべき場所へ戻してあげることに悩まなくなったのだ。今までは「とりあえずゾーン」が沢山あり、ちゃんとした住所が決まるまでの間とりあえずここみたいな場所が本当に沢山あった。そしてその「とりあえずゾーン」にいつになっても手を付けないので物が溢れていくという仕組みだったが、この「とりあえずゾーン」を撲滅したことによって、物の帰る場所が決まり、必然とそこに片付けることができるようになった。

  • むやみやたらに物を買わなくなった

物が溢れていく原因は「物を捨てない」ことと「物を増やしている」ことが同時進行で行われていることにある。物を増やすのであれば物を捨てなければならない。物を捨てる作業の大変さを知ってしまった今、物を捨てたくないなら、物を買わなければいい、ということに気付き、物を無暗に買わなくなった。その最たる例が洋服で、今年に入ってからまだ一着も服を買っていない。買わないぞと決めて買わなかった訳ではなく、自分の脳内で把握できる量を既に満たしているために、自然と服を増やすという発想に至らなかったのだ。気が付いたら、いつも見ているブランドの通販サイトも見ていなかったし、服を買うための買い物に行くという発想にも至っていなかった。今月引落されるクレジットカードの金額があまりに少なくて自分の目を疑った。

  • 部屋の状態維持以外の自己管理能力も上がった

部屋が片付いていると自然と気持ちが安定していること、余裕が生まれることから、自己管理レベルも上がった気がしている。片付けをルーティン化すると共に、時間管理、健康管理、金銭管理も、同様にルーティン化してしまえば良いのだと気づいた。何かひとつが出来るようになると自信がついて、他のことも出来るようになってくるのは単純に楽しい。正月から1ヶ月で3kg体重を落とすことを目標にしていたが、それも無事に達成した。そうした自分との約束を守る成功体験を積み上げること、めちゃくちゃ大事だなと改めて感じている。


部屋を片付けてから、運気が上がった気がしている。実際のところどうなのか分からないが、この「運気が上がった気になること」が大切なのではないかと思っていて、「今自分上手くいっている気がする!」と思い込む強さを手に入れたと思っている。占いのことを全部信じている訳ではないけれど、今年の運勢なるものを占った時に「今年は家にいることや家族を大切にするとよい」と助言されることが続いた。いや外に出ることも大切でしょうがとも思うんだけれど、自分が何気なく取り組んでいたことが、結果的に良いものを呼び寄せていたならば、それは超ラッキーだ。

今年の目標の一つはもちろんのこと「この部屋の現状維持」だ。荒れて来たらこのブログを読み返して初心を取り戻せるように今回書いた。ちなみにこの部屋は実家なので家族以外のゲストが訪れることは無い。自分が毎日を快適に過ごすためだけにする片付け。最高。