人狼ゲームをやって欲しいジャニーズ10名

昨年末から人狼ゲームにハマっている。「人狼ゲーム」という名前は以前から知っていたけれど、それがどんなゲームであるかずっと興味が無かった。「人狼ゲーム」への興味が生まれたきっかけは、ラジオ「朝井リョウ加藤千恵オールナイトニッポン0」で、パーソナリティの加藤さんが異常な程にこの人狼ゲームにハマっていたことだった。ラジオではほぼ毎週のように「人狼」というワードが出てくるし、友人と福岡旅行に行っている最中に、東京での人狼ゲームのお誘いがあった時、その為だけに一旦東京に戻ろうかと考えたと語っていたのを聞いて、人をこんなにまで狂わせる「人狼ゲーム」って一体何なんだと、世間の波にだいぶ遅れて「人狼ゲーム」を知ることとなった。

人狼ゲームって、どんなゲームなの?」と聞かれても、一言で答えられないところが大変厄介であるが、時間をかけて口頭で説明しても、文字が並んでいるのを読んでもらっても、いまいちしっくり来ないことが多いので、まぁ一旦やってる人を見てみてよと言ってしまうことが多いのだけれど、今回もこの記事ではルールについての細かい説明は本題ではないので省かせて頂く。フジテレビで放送されていた「人狼~嘘つきは誰だ?~」シリーズが、分かりやすくて面白かったよ。
[asin:B00LWQJ2T6:detail]
ルールを理解した今は、すっかり私も「人狼ゲーム」の虜となり、人を集めては人狼ゲーム大会を開催している。最近のFacebookの更新は「今日も人狼ゲームをしました」ばかりで、私の友達には「いいね」ボタンよりも「またかよ」ボタンが必要になっている。「人狼ゲーム」の楽しいところは、「人を欺く・人に欺かれる」にある。日常では「嘘をつくこと」は基本的には「悪」であるが、その背徳感を感じながら平気な顔をして嘘をつくことができるか。またそれを見破ることが出来るか。どちらも日常では鍛えられない能力が問われる。ちょっとしたパラレルワールド設定も、面白さのひとつである。

さて、人狼ゲームの好きなところはまだまだ語り足りないが、そんな大好きな人狼ゲームを大好きなジャニーズの皆様にやって欲しくてたまらないフェーズに入ってしまった。そこで今回は、私が独断と偏見で選んだ「人狼ゲームをやって欲しいジャニーズ10名」を発表する。「人狼ゲームを一緒にやりたいジャニーズ」ではない。「人狼ゲームをやって(いるところを見せて)欲しいジャニーズ」である。我々はあくまで視聴者。何処かのテレビ局の偉い人が拾ってくれますように。言霊。言霊。

真っ先に頭に思い浮かんだ櫻井翔さん。慶応卒の秀才には絶対に参加して頂きたい所存。しかし櫻井さんはどちらかと言えば「人狼」ではなく「市民」としての活躍が見たい。頭の回転が早いため、「人狼」ではないかと疑われやすいかもしれないが、最初はひっそりと身を潜めてみんなのことをよく観察し、全ての発言の証拠が出揃ったら、人狼の口を一切封じ込めるかのように論破して、市民チームを勝利へ導いて欲しい。

早くも嵐から2人目のノミネートだが、「この人の人狼を見ないことには死ねないグランプリ」(私開催)堂々1位の二宮さん。会話の中にサラッと入り込み、市民の味方になるのがとにかく上手そう。定評のある演技力も二宮さんの人狼性を後押ししそうなので、二宮さんは絶対に市民だ!間違いない!と信じ込んだ後で、盛大に裏切られたい。

「俺、占い師なんですよ」と本物として名乗り出たのに信じて貰えなさそう選手権では、なかなかの成績を収めそうな宮田さん。本当のことを言っているのに、ついついニヤけてしまって偽者だと疑われてしまう占い師あるあるを、宮田さんに是非やって欲しい。占い師が信用して貰えないと市民チームの勝利は遠くなってしまうので、宮田さんの勇気を周りがどれだけ信用するかが重要になる。

こちらは二宮さんの人狼性としては打って変わって、どちらかと言えば「ポンコツ人狼」を期待したい枠。眞鍋かをりさんがテレビ番組でこのゲームをした時、人狼になったのに嘘をつくことが出来なくて涙を流したことがあったけれど、それを小山さんにも期待している。報道番組で毎日真実を伝えているキャスターは、やはりゲームであろうと嘘をつくことは出来なかったという結末でも許される唯一の存在。

ジャニーズアイドル兼小説家の加藤さんには、櫻井さんと同様に「人狼」を見破る賢さを見せつけて欲しいけれど、一つ役職を付けることで、そこに物語性を生み出して欲しいという完全無茶ぶり。今回の場合であれば、騎士は占い師である宮田さんを守る流れになるかもしれないが、そこを敢えて外し他の者が殺害されずに済むように賭けに出る。そして無事守れた場合は、次の昼のターンで騎士としてその結果を報告し、次の夜のターンで人狼に殺害される。自分を犠牲にしてチームを勝利に導く、そんな加藤さんの騎士が見たい。

役柄上では前科27犯の風間俊介さんには、このゲームに参加してもらわないと困る。過去に演じた役柄の実績からは、どうしても人狼性が強く見えてしまうけれど、実は市民というポジションでお願いしたい。参加者だけでなく視聴者からも疑いの目が向けられる中で、自分の身の潔白をどのように晴らしていくのか。始まる前から疑われているという珍しいタイプ。

  • 知念侑李さん(人狼

知念様に欺かれたい、ただそれだけ(キッパリ)。「いや、僕は市民ですよ」とちょっと困り気味のチワワのような表情をしておきながら、心の中では「ふっふっふ、みんな騙されてやんの」って笑っていて欲しい。先輩から「お前人狼だろ」と責められたら「僕を疑ってるんですか?」と目をウルウルさせながら見つめ返す、そんな知念様が見たい。本当にただそれだけ。

  • 中丸雄一さん(市民)

みんなが「えー、分からないなぁこれ」と言っている隣で、「えー先程○○さんからこういう発言がありましたので、僕は○○さんは市民だと推測して、△△さんが人狼だと思います」とそれはもう淡々と解説して欲しい。誰かを疑って責めるという訳ではなく、予測出来る事実を無表情で淡々と述べる。人狼を見つけ出すことが目的というよりも、事実を整理することが目的の市民・中丸さん。

弁が立つのでゲームの中盤までは人狼じゃないかと疑われるかもしれないが、関西弁のフランクさでカバーして市民チームを勝利へと導く。人狼ゲームはお互いがふっかけ合ってナンボなので、先輩後輩関係なく人狼と思われる人にはどんどんカマをかけていける存在がいるとグッと面白くなる。村上さんにはゲームを掻き乱して欲しい。

何が本当で何が嘘なのか、一番読めない人がやる裏切り者はきっと絶品。裏切り者の中居さんが、人狼の二宮さんと最終的に結託してパワープレイに持ち込むところまで想像してゾクゾクする。ジャニーズ人狼大会、最高のクライマックス!!!これが見たかった!!!ありがとうございました!!!


という訳で、今回は人狼チームが勝利した。市民チームもなかなかの布陣だったたが、ちょっと人狼チームへの思いが強すぎたようだ。人狼ゲームは個人的には8名くらいでやるのがちょうどよいと思っているので、今回はキリよく10名選抜することにしたが、あの人の人狼も見たいしあの人の市民も見たいというジャニーズが他にも沢山いる。同じグループのメンバーが疑い合っている姿も、別のグループのメンバーが結託する姿も、きっと絶品なので、いつかのジャニーズ運動会のように、ジャニーズ人狼ゲーム大会が開催されますように。言霊。言霊。