2015年、ジャニヲタとして「書く」ということ

今年は人生で初めて「寄稿」という経験をさせて頂いた年だった。高校2年生の頃からブログを書き始め、いつか私も誰かに求められて書きたいという思いがずっとあった。しかしその一方で、誰かに求められて書くということは、自分の書きたい自由が制限されることでもあると思っていた。だから、全ての責任の所在がはっきりと自分の中にだけ在る「自分のブログ」という場所が好きだった。いつでも私が書きたいと思った時に、書きたいことを書く。反応が大きくても小さくても、自分が楽しみながら書いたものは、それだけで正解だった。

今年の初夏に、はてなニュースの方からお話を頂き、ジャニヲタとアンケート、ジャニヲタとブログ、ジャニヲタと文章、ジャニヲタと仕事(アンケート)、について書かせて頂いた。
hatenanews.com
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向き合っているのはいつもブログを書く時と同じパソコンなのに、その向こう側に自分が想像している風景が、いつもと少し違うだけで、随分肩に力が入っていたように思う。けれども、はてなニュースに用意して頂いたテーマが「ジャニヲタ」を主人公とする内容ばかりだったので(ジャニヲタと仕事についてのアンケート記事だけは、こちらから提案した)、それはとてもありがたかった。vol.3の記事でも触れているが、私は世間一般的に見られているジャニヲタのイメージが苦手だった。コンサートに行って容姿の綺麗な男の子たちに軽率にキャーキャー叫んでいる、そんな風に表面的な部分だけ切り取られてジャニヲタを一括りにされることに抵抗があり、もっと「才能の無駄遣い」と言いたくなるような賢さと、自分たちの滑稽さを俯瞰で見ることが出来る冷静さを併せ持ったジャニヲタが、この世には沢山いることを知っていて欲しかった。私がブログを書き始めたのも、そんな理由からである。

そして、こちらは寄稿ではないものの、11月には漫画家ひうらさとる先生の「ホタルノヒカリSP」3巻の発売を記念して、その座談会に参加させて頂いた。
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あの漫画家さんに会える、という意気込みで行ったけれども、会って話し始めると、職業や立場などの境界線はなく、全員が「ジャニヲタ」として対等に向き合っているような印象だった。けれども、ジャニーズから得ているパワーを、何かしらの形で昇華しようとする全体のエネルギーは、間違いなく高かった。私はジャニヲタが好きだ、と強く感じた場所だった。


ジャニヲタとして「書く」ことを通して、様々な貴重な経験をさせて頂いた年だった。たまに、果たして「書く」ことは本当に幸せなことなのだろうか、と思うことがある。言葉を紡ぐことで、誰かの傷口に触れたり、誰かの気持ちを誘導してしまうこともある。もっとシンプルに、「好きだ」で止まっておけばいいのにと思うこともある。実際に、もう何も書きたくない、書けない、と思うことも今年はあった。けれども、ジャニーズを見て、凄まじい幸福感に包まれ、この幸福感をどう言葉で表現するかを考えている時、最もわくわくしているのだ。今の感情を言葉で表現したいのに、この世にある言葉では到底カバー出来ない、新しい言語を見つけなければならない、と興奮している時が、やはり自分が最もジャニヲタらしい時なのである。

ジャニーズの魅力と、ジャニヲタの面白さと、その双方が世の中にもっと広まって欲しいので、これからも私は「ジャニヲタとして書く」。