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「Hello! Project 2014 WINTER~DE-HA MiX~」

ご報告が遅れましたが2014年2月15日、この世に生を受けてから25年と数ヶ月、遂に念願のハロコンデビューを果たしました!!(拍手)数年前ハロヲタの友人に一度ハロコンに誘われ足を運ぶ決意を固めていたというのに、当日開演数十分前に目覚めるという大寝坊をかまして以来、誰も私を責めていないのに禊を済ませてから行かねばなるまいと、自分の罪を洗い流していたら随分時間が経過してしまいました。あれから数年、ようやく私はハロープロジェクトというアイドル界の老舗門を叩くことが出来たのです。

フォーメーションダンスで今再び注目を集めている道重さゆみリーダー率いるモーニング娘。'14、一人一人の個性が爆発していて貫禄すらある10年選手のBerryz工房、清く正しく美しく成長を遂げパフォーマンススキルの高さを誇る℃-ute、伸びしろは無限大と感じさせてくれる期待値高まるスマイレージ、最も最近デビューしたグループでありながら既に独自の色を確立しているjuice=juice。この5組が一度に見られるお得感。ジャニーズのカウントダウンコンサートの様な催しが年2回ツアーとして行われているハロープロジェクトの太っ腹っぷりに平伏する。可愛い女の子の一気出し、有り難く頂きますっ!!!(パクパク)

オープニングはjuice=juiceの楽曲「ロマンスの途中」からスタート。全員が黒いマントの様なお揃いの衣装を身に付け登場。眩しい。みんな黒を着ているというのに存在自体が神々しいので目が殺られる。そして圧倒的に目が足りない。上記33人に加えて研修生まで出てくるとなるとシンプルな舞台もそれだけで華が咲きまくる。最年少グループの持ち歌「ロマンスの途中」からスタートして、juice=juiceがステージの1番前真ん中を陣取っていることに下剋上的物語を見出してしまいそうだったが、後から聞くところによるとオープニングは大体何故これを全員でやろうと思ったという不思議選曲が多いとのことで、特別意味は見出さなくて良かったようだ。「ロマンスの途中」は私もjuice=juiceのことを教えてもらって以降、中毒のように聴いていたので1曲目にして自分のテンションの絶頂を感じた。


セトリが初心者向けではないかもという情報を予め受け取っていたので、シャッフル曲で自分の知らない楽曲が出てくる度にハロープロジェクトの歴史の深さを思い知らされ、もうこのステージにはいない過去の先輩方の楽曲を丁寧に歌い上げていくメンバーたちを見て、彼女たちが数あるアイドルグループや事務所の中からハロープロジェクトを選択した理由について考えていた。

今回の出演者の中で言えば、「道重さゆみBerryz工房℃-ute」と「娘9~11期、スマイレージ、juice=juice」に大きく分けられると思うのだが、前者は黄金期のハロープロジェクトを見て入って来たメンバー、後者はその後のハロープロジェクトを見て入って来たメンバー。黄金期と言えば「アイドルになりたい」と思った女の子がまず目指す先として挙げるのがモーニング娘。で、私の周りでも当時モーニング娘。に入りたいと口にする子は少なくなかった。今で言えばそういう女の子たちが目指す先の代表は48グループにあたるのだろうけど、前者の女の子たちがハロープロジェクトを目指した経緯はおおよその想像が付く。しかし後者の女の子たちは、アイドル戦国時代の少し前もしくはその最中に、数あるアイドルグループの中からハロープロジェクトを選択している。勿論他のアイドルグループのオーディションを受けたという子もいると思うけれど、ほとんどの子が根っからのハロプロ好きという印象を受ける。

ハロプロ研修生の動画が面白いよと友人に教えてもらったので、ハロコンから帰宅後早速ハロープロジェクトの原石が潜む研修生の動画に手を付け始めたのだが、その中でも印象的な発言があったので挙げてみる。

「アイドルになりたい」「テレビに出たい」っていう夢があって、色んなアイドルの皆さんも実力があると思うんですけど、ハロプロはもっと実力があると思うので。生歌で歌ったりしているので、それを見てすごくかっこいいなと思ったので、ハロプロに入りたいと思いました。(研修生・佐々木莉佳子

12歳にしてはっきりとハロプロと他アイドルの違いを述べ、だから私はハロプロに入ったんだと志望動機を語る研修生・佐々木莉佳子さんに一瞬にして惚れたのだが、「ハロプロは実力がある」このシンプルで挑発的な10文字こそが、私がこれまでハロプロを遠くにも近くにも置けなかった理由なのではないかと考えさせられた。他のアイドルグループが制服衣装を着たり握手会でファンとの交流をはかったりして、アイドルを身近な存在に仕立て上げていく一方で、ハロプロはアイドルのパフォーマンス面に力を注ぎ歌やダンスで他と一線を画す。ハロプロの魅力はスキルの高さだとハロヲタの友人に勧められる度に、敷居の高さを感じ入り込みたいけど進む足は震えているみたいな葛藤があった。

けれども若くしてしっかりとした意志と選択力を持った少女たちがハロプロという老舗を目指して集まってくる姿はとても尊いと思った。ぼんやりと「アイドルになりたい」と考えていた訳ではなく、「私はハロプロに入って歌やダンススキルの高いアイドルになりたい」と具体的な理想像を持っていることに自分の方が倍以上の人生を歩んでおきながら尊敬してしまう。ハロプロの女の子たちはみんなパフォーマンスから強かな印象を受けるが、それらも全て彼女たちが自分の所属している場所に対するプライドや自信から来ているのではないかと想像出来る。誰よりも、プロ、なのである。

あぁやっとハロープロジェクトの匂いが感じ取れるようになってきた、そう思えるととても清々しく、高い意識によって紡がれていく彼女たちの物語をもう少し踏み込んで読んでみたいと思った。