カントリー・ガールズ デビューシングル「愛おしくってごめんね/恋泥棒」発売記念イベント in名古屋

に行って来た。遡ること1週間前、NEWSのコンサートで名古屋に行くという話を友人にしたら、その日ならハロプロの新ユニット「カントリー・ガールズ」もリリースイベントで名古屋に来るよと教えて貰った。せっかく都市に出るならば出来るだけ多くのアイドル現場を梯子して帰る、をモットーに毎度遠征しているクソDD地方ヲタの私にとって、絶好の梯子チャンスが巡って来た。SKE48劇場では昼公演がなかったこの日、NEWSのコンサート前に足を運ぶアイドル現場は「カントリー・ガールズ」に決まった。

しかしながらその時点で私は「カントリー・ガールズ」のことをぼんやりとしか把握していなかった。これまでカントリー娘として活動してきた里田まいさんが「スーパーバイザー」になり、これまでBerryz工房として活動してきた嗣永桃子さんが「プレイングマネージャー」になる、というところまでをざっくり認識していたが、この1年で大きく変動したハロープロジェクトの内部事情に正直ついていけなくなっていたところだった。新しいグループ、ということでひとまずYouTubeの公式アカウントがアップしていた、デビューシングルのMVを拝見することにした。
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かっ、かっ、かわいい………っ!!!食べたい……っ!!飼いたい……っ!!抱きしめたい……っ!!と一瞬にして荒い欲望をぶちまけてしまう程彼女たちに惹かれてしまった。ハロープロジェクト、と言われると私はいつも身構えてしまうのだが、彼女たち独特の逞しい発声、鍛えられた表現方法、長年その場所を夢見て来た少女たちが纏っている雰囲気、いわゆる「ハロプロ臭」がこちらに迫って来るのだと身構えてしまうのだが、「カントリー・ガールズ」においてはその「ハロプロ臭」がとても薄い気がした。その主な要因は、「愛おしくってごめんね」のセンターにいる島村嬉唄さんにあるのではないかと思ったのだが、彼女はメンバーの中でも最も「強さ」よりも「儚さ」で魅せているタイプだった。AKB48で言うところの、島崎遥香さんの様なタイプだと思った。彼女から放たれる「ごめんなさいね」は今にも風で吹き飛ばされそうなタンポポのようで、まだ何者にもなっていない初々しさが愛らしかった。島村さんの圧倒的な可憐さに夢中になるも、横を見渡せば他のメンバーもそれぞれにみんなとても可愛いのだ。モーニング娘。'15の鞘師里保さんに似ていると言われている万人受けの良さそうな美少女・森戸知沙希さん、私が勝手に剛力彩芽さんに似ていると思っている最年少・小関舞さん、私が勝手に元AKB48片山陽加さんに似ていると思っている山木梨沙さん、そして個人的に最も「ハロプロ臭」が強いと感じた稲場愛香さん、それぞれタイプの違う美少女が集結したと思わされる高揚感があった。MVを見た時点で私は森戸さんの美少女っぷりに惹かれていた。
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イベント会場は女性がとても多かった。私は整理番号40番代で女性限定エリアの大体3列目を陣取ることが出来、視界良好だった。目の前には島村さんが着ていた衣装と同じオーバーオールの女の子がいたり、「愛香」と書いた団扇を持っている女の子がいたり、それなりにアツいファンがいるものの、普段のアイドル現場にいる女子と比較すると若干おとなしいイメージだった。私の様なミーハーな気持ちで見に来た人も多かったのかもしれない。イベントは「愛おしくってごめんね」と「恋泥棒」を披露した後、名古屋で初披露だった「浮気なハニーパイ」を披露し、もう一度「愛おしくってごめんね」を歌って終了した。私は森戸さんのことが気になりつつも、まだ推しと決めた訳ではないのだと他の子にも目を配っていたところ、途中からどうしても釘付けになってしまう子がいた。それが、稲場愛香さんだった。

MVを見た時には最も「ハロプロ臭」がすると感じてしまった稲場さんだったが、島村さんを始めとした初々しいメンバーが揃う中で彼女のパフォーマンスは研修生時代に鍛えられたものもあり、堂々として安定していた。トークの場でも他のメンバーの話に対して相槌を打っている回数も多く、ふとした瞬間に発するコメントから、コミュニケーション能力の高さが伺えて、そこでもまた一気に惹かれていった。最後の方はすっかり森戸さんよりも稲場さんを目で追いかけていた。イベントが終わった後、名古屋に住んでいる中学生からの付き合いのハロヲタの友人と合流して、「やっぱり私まなかちゃんが…」と言いかけたら、「言うと思った、絶対まなかちゃん好きって言うと思った」と言われてしまった。バレてた。イベント後の握手会でも、本人に向かって「まなかちゃんのこと好きになってもいいですか?」というベタベタな質問をしてしまい、一瞬びっくりした表情をしながらも稲場さんは「も、も、もちろん…っ!!」と答えてくれた。幸せだ。絶対そう答えるしかないと思うけど、幸せだ。

遠征から帰って来てからは、ひたすらに「カントリー・ガールズ」及び「稲場愛香」で動画を漁る日々で、見れば見る程稲場さんのことを好きになってしまう。iPhoneの待ち受け画面はすっかり稲場さんに変わり、GWに行われる個別握手会にも申し込んだ。1時間に1回は「まなかちゃーーーーーーーん♡」とTwitterに書き込みたくなるくらいには重症だ。今日3/25にメジャーデビューしたばかりだというのに、この先が楽しみ過ぎて困っている。スーパーバイザーとプレイングマネージャーという管理職まで存在するところが面白い。HKT48を育てた指原莉乃さんや、モーニング娘。'14を育てた道重さゆみさんに続いて、教員免許も取得している嗣永桃子さんは「カントリー・ガールズ」を何処まで育てられるのか。今やアイドルは自己以外のプロデュース能力も問われるようになってきた時代。カントリー・ガールズの未来に期待しかない。