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ジャニーズ楽曲大賞2013に投票しました

ジャニーズ楽曲大賞2013に投票した。ちなみに去年の投票曲はこちら

楽曲部門

1位:Joy!!/SMAP

Joy!!(レモンイエロー)

Joy!!(レモンイエロー)

初めて聴いた時に、あぁ今年の楽曲大賞はこれで決まりだと思った。アイドルは人に勇気や希望を与えるというイメージから応援歌を歌うことが多いけれども、その多くは強く背中を押す様なもので正しく前を向いて“がんばれ”というメッセージを発信している。それがアイドル楽曲のテンプレートとしてのイメージがあったが、今回のSMAPが提示したのは「無駄なことを一緒にしよう」だった。頑張ることに必死になり過ぎている人に対して「生真面目さんはごくろうさん」なんて歌詞から始まる。初っ端から気が抜ける。張り詰めていた糸が一瞬にして緩む。そして最後には「どうにかなるさ人生は、明るい歌でも歌っていくのさ」と締めくくる。終始楽観的で且つ、敢えて無駄だと思ってることに時間を使おうと提案してくれるSMAPは優しい。誰でも踊れる振りを付け、MVでエキストラを交えてみんなで踊る姿や、各音楽番組で他のアーティストを交えて踊っていた姿は、自治体等から多くのダンス動画が寄せられたAKB48の「恋するフォーチューンクッキー」と似ているところもある。48グループの2013年大衆向けメガヒットが「恋チュン」ならば、ジャニーズ事務所の2013年大衆向けメガヒットは「Joy!!」であると叫んでおきたい。

2位:怪・セラ・セラ山下智久

酷い中毒性だった。恐らく私のiTunes年間再生回数で言えば「Joy!!」を抑えて圧倒的トップである。昨年1月上旬頃にラジオで楽曲が解禁され、当時はドラマの主題歌であることだけが確定していて、リリースは未定だったけれども、結局CDが発売された3月の時点ではもう飽きるくらいに聴き回っていたし、周りにも「中毒になるので聴いてくれ」とオススメしていた。私は音楽の専門家ではないのでこの楽曲のどういう部分が中毒作用をもたらしているのかなんてことは分からないけれども、身体は正直にあのどことなく滑らかではない音階に酔ってしまっている。ソロになってからの山下智久さんの作品は、“才能ある大人たちが山下智久で遊んでいる”という感じがして、良い意味で嫉妬しまくっている。この楽曲もパスピエプロデュースのものだが、一見ジャニーズとは不釣り合いと思われる様なアーティストがどんどん山下智久さんと混じってその境界線を打破していく。上述の「Joy!!」とは全く別次元で闘っている感じが面白い。

3位:棚からぼたもち/舞祭組

棚からぼたもち

棚からぼたもち

これは個別にレビューを書こうと思っていたのにタイミングを逃してしまった。ジャニーズから期間限定ユニットや派生ユニットが組まれる時、それはいつも“人気者”たちの仕事であった。修二と彰はNEWSのトップ山下智久KAT-TUNのトップ亀梨和也から、NYCはHey!Say!JUMPのトップ山田涼介・知念侑李とジャニーズJr.中山優馬から、といった具合で“人気者”には更なる注目を浴びるチャンスが与えられる。しかし今回スポットライトを浴びたのは“人気者ではない方”だった。Kis-My-Ft2にこれまでに明らかなメンバー間格差が生じていたのを見かねたSMAP中居正広さんが“後ろの4人”だけを抽出してプロデュースしたのである。その時点で私は内輪向けのユニットだと思っていたが、それは大きな誤算だった。中居さんのつくった「棚からぼたもち」があまりにキャッチー過ぎた。前の3人の名前を含んだあいの手コールが入り、歌詞はひたすらに彼らの境遇を指している。初めて音楽番組でお披露目された時は、各地から「こんな売り方は可哀想だ」という声が飛び交っていたが、楽曲のキャッチーさがそれらを全て覆し、年末の東京ドームでは一番の盛り上がりを見せた。自分たちの今の境遇をどう楽しむか、中居さんが後輩・舞祭組にその精神を継承したという意味でも2013年印象深い楽曲である。

4位:4+FAN/NEWS

「NEWS」(通常盤)

「NEWS」(通常盤)

4人になって2年目となったNEWSがコンサートでC&Rで盛り上がれる楽曲を作りたい、と作ったのがこの楽曲で実際にコンサートでもC&Rでかなり盛り上がった。彼らの物語を歌詞に含んでいるけれども、ここにはもう湿っぽさはなくひたすらに未来へ駆け抜ける疾走感がある。そんな中でも「やっぱ僕らファンタスティック!」という歌詞が気に入っているが、前年リアルな涙を見せ人間的弱さも脆さも露にしたNEWSがここで今一度自分たちの存在を幻想的なものであると再主張している。そしてその後に続く「FAN GOTTA LOVE 4」では「ファンは4人を愛さなきゃならない」とファンに4人の新生NEWSを愛することを義務としているようにも取れる。NEWS本人たちからはそんな強い語気が放たれることはないが、だからこそこの曲の中で密かに主張されていることに胸を掴まれる。

5位:シュプレヒコール/テゴマス

猫中毒(通常盤)

猫中毒(通常盤)

2013年テゴマスが初めてシングルで“踊った”という「猫中毒」のカップリングに入っている楽曲。テゴマス本来の雰囲気を纏って、穏やかで伸びやかな音色で理想と現実の間の葛藤を歌っている。単純に音色が綺麗だと思ったことと、2014年ライブでこの楽曲がどんな形で披露されるか期待値を込めて5位。

未音源化楽曲部門

なし

現場部門

関西ジャニーズJr.大江戸元旦公演
現場については2013年現場総括の記事に書いたので省略。

ジャニヲタベストバイ部門

図書館戦争DVD

現実には起こり得ないパラレルワールドの世界で、ストイックで厳格でありながらヒロイン郁のことを放っておくことが出来ないツンデレ堂上教官に恋をして。楽曲部門では真面目に語ってたのに図書館戦争を語るとなると急に乙女になってしまうくらいには殺られている。最後のシーン、郁が堂上教官を目指すと宣言した時に、「勝手にしろ」と堂上教官が突き放したのに対して、「勝手にします!」と叫んだ郁があまりにも可愛い。

自担部門

岡田准一
去年と見比べて頂ければ分かるが自担部門のタレントが変わった。2013年は所謂“担降り”をした。事務所所属年数の長いタレントに変わったので“担降り”ではなく“担昇り”ではないかと言われるけれども、正直どっちでもいい。私にとって“担当する”の定義は、「その人がこれまでに何を見て何を感じて今に至っているのか、影響されたものや成長過程で培った精神、本人が大切にしている信念は何であるか、等を勉強してその人物を自分が納得するまで捉えること」としているので、2年間手越祐也さんの担当をしてその定義は果たしたと思っている。ジャニーズタレントはデビュー組だけでも70人以上所属していて、困ったことにその全員の物語を覗いてみたいという欲張りなところが自分にはある。今後もまだまだ色んな人の歴史を見てみたいと思うので、きっとまたいつか誰かに“担降り”をするのだろう。