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ジャニヲタ座談会「ジャニーズ事務所の未来」

あやや:先日大きな話題となった「SMAP解散報道」を受けて、自分以外のジャニヲタが、ジャニーズ事務所に対してどんな印象を受けたのか、またジャニーズ事務所にどんな未来を思い描いたのか、伺ってみたいと思い、今回さささん(id:sasagimame)と千紘さん(id:kagekina-replica)にお集まり頂きました。よろしくお願いします。
ささ・千紘:よろしくお願いします。

ジャニヲタ座談会「ジャニーズ事務所の未来」参加者プロフィール

  • ささ

ブログ:over and over
Twitter:@
担当:長野博(V6)

  • 千紘

ブログ:過激なレプリカ
Twitter:@
担当:八乙女光(Hey!Say!JUMP)

  • あやや

ブログ:それは恋とか愛とかの類ではなくて
Twitter:@
担当:北山宏光(Kis-My-Ft2)

SMAPのマネージャー・飯島さんが辞めたことは、ジャニーズ事務所にとって良いこと?悪いこと?

あやや:まず、今回のSMAP解散報道の中で、最初からどこのメディアも同様に報じていたのが、「長年SMAPのマネージャーを務めていた飯島さんがジャニーズ事務所を辞める」ということですよね。いきなりですが、この件から話していきたいです。
ささ:そもそも皆さん、飯島さんの存在っていつ知りましたか?
あやや:えーいつだろう?さささんは、いつ知ったんですか?
ささ:私はSMAPが「古畑任三郎」に出演した時なんですよね。戸田恵子さんがSMAPのマネージャー役を演じられてて、あぁそういう人が本当に居るんだなって。
あやや:その「古畑任三郎」って、いつぐらいですか?
ささ:1999年1月3日ですね。
千紘:結構前…!(笑)
あやや:1999年は、私まだジャニヲタじゃない(笑)私は恐らく、ちゃんと飯島さんの存在を認識したのは、それこそ「派閥」って言われ始めた頃だと思います。2011年くらいかな。
千紘:私もSMAPにそういうマネージャーが居るっていうのは聞いたことあったけど、ちゃんと飯島さんがどんなことをやっているのか知ったのは、「派閥」って言われるようになったくらいから。
ささ:えぇ、そうなんだ!派閥によって飯島さんの存在が、ジャニヲタに知れ渡ったんですね。
あやや:SMAPのファンじゃない人でも、飯島さんの存在を知っていた人はいると思いますけど、Kis-My-Ft2がデビューして、明らかにSMAPとKis-My-Ft2が組むことが多くなったことから、飯島さんのことを意識して見るジャニヲタが多くなったんじゃないですかね。
千紘:グループごとにプロデューサーみたいな役割の人だったり、マネージャーが居るのは当たり前のことだと思うけど、それが複数のグループに渡ったことが露骨に見え始めたことによって、SMAPのファンだけが知っていれば良いことじゃなくなって、みんなの問題になったというか、それが「派閥」で飯島さんを知ることになった理由なんじゃないかな。そもそも気になってたんですけど、SMAPだけを担当していた飯島さんが、何故Kis-My-Ft2以降のA.B.C-ZやSexy ZoneやジャニーズJr.を受け持つようになったのかな?
ささ:あぁ、それ気になる。飯島さんに任せようとした人が、ちゃんと誰か居るんだろうなと。
あやや:飯島さんが辞めたことって、ジャニーズ事務所にとって、良いことだと思いますか?悪いことだと思いますか?
千紘:良いことか悪いことかって聞かれたら、悪いことだよね。
ささ:そうですよね、悪いことですよね。それがどう悪いかってことですよね。
あやや:「悪いこと」だとしたら、私は2つの観点で悪いところがあると思っていて。まず、言い方は良くないかもしれないですけど、ジャニーズ事務所が社員を辞めさせた、会社の在り方として良くなかったのではないかという見方と、もう一つはジャニーズ事務所の今後を見据えた時に、せっかく一つ別のラインが出来たと思っていたのに、結局また元の一つのブランドにまとめられてしまった、っていう意味での悪い、があるかなと思います。
ささ:それに集約されますね。
千紘:飯島さんのこういうところが惜しまれるっていう細かいことは詳しくは分からないけれども、新しいこととか、別のことをやろうとしている人が居なくなって、それは会社にとって損失なんじゃないかっていう、「悪い」印象がありますね。
あやや:そうですよね、単純に仕事が出来る人が一人抜けるってことですもんね。
ささ:私も飯島さんが居なくなるのはもちろん嫌なんですけど、今までジュリー班の仕事やジュリーさんのインタビューを見てきて、新しいことやってないかというと、それは違うと思うんですよね。
千紘:そういう意味では、ジュリーさんと飯島さんの両方が、それぞれで新しいことをやっていく形が良かったのかなと。会社には優秀な人が沢山いた方がいいんじゃないかって。ジャニーズ事務所のグループが2~3組だったら、一人のプロデューサーで良いと思うんですけど、今ジャニーズ事務所のグループも飽和状態で、事務所の中で戦っている場合ではなくて、外にも影響力のある男性グループが沢山いる訳で、だからやっぱり優秀なプロデューサーは沢山いた方がいいのかなと。
あやや:そうですよね、例えばどちらかが駄目になった時でも、もう片方の選択肢もあるよって、色んなことをお互いが試しながらやっていくっていうのが良いと思ったんですけどね。でも、ここでは「飯島さんが辞めることは悪いこと」っていう意見で一致したんですけど、そうじゃない人もいるのかなって。そういう人たちにとって、今回の件はどう映ったのかなっていうのがすごく気になっていて。ネガティブな本音をネットにはあまり書かない人が多いから、今回あまりそういう意見を見かけてなくて。例えば、Kis-My-Ft2だったら「舞祭組」のファンだったり、Sexy Zoneだったら松島くん・マリウスくんのファンは、飯島さん辞めてどういう意見なのかなと思ったんですよね。
千紘:私もそれが気になっていて、Kis-My-Ft2とSexy Zone*1のメンバー内格差って、飯島班特有の売り出し方だから、ここ数年飯島さんって一部のジャニヲタから嫌われていたという印象もあったけど、こういう騒動があると、「辞めさせられて可哀想」って、意見のほうが目立っている気もして。その2グループのファンがどう思っているのかすごく気になる。
あやや:あと、ジュリー班と飯島班の共演がないことで、「派閥」を嫌っていたジャニヲタにとっても、飯島さんが辞めたことは「良いこと」なのかなって。飯島班のファンの本音を見てないので、みんなどう思っているのか気になりますね。
ささ:SMAP担の友人は「飯島さんが居なくなるのは、もうメンバーが居なくなるのと一緒だから、本当に悲しい」って言っていました。

飯島班だったグループの今後はどうなっていく?

ささ:キスマイ担検索してみたら、「キスマイはこれからどうなっちゃうの?」って不安が大きそうですね。
あやや:そうですよね、飯島班だったKis-My-Ft2やSexy Zoneは今後どうなるのかって気になりますよね。でもSexy Zoneは、5人に戻ったことによって、年内に飯島さんから引き継ぎされたのかな?って感じがしますよね。Sexy Zoneが5人になったことと、飯島さんが辞めることは、もしかしたら無関係かもしれないですけど。
千紘:FNS歌謡祭でもジュリー班と共演してましたもんね。でもKis-My-Ft2も報道によると、秋ぐらいに離れてたみたいなこと言ってましたよね。
あやや:Kis-My-Ft2は、舞祭組がアルバムを出すって言ったまま、詳細が発表されてないので、今回の件で舞祭組こそ事実上解散になりかねないなって心配してます。
ささ:退職が決まったから、その人のやってた仕事がストップしてしまうって、会社員あるあるだな……。
あやや:ありますよね、あれあの人いなくなっちゃったけど、あの仕事どこ行っちゃったの?みたいな(笑)
千紘: アルバムって一人人が辞めるってだけでなくなってしまうものなのだろうか…。でもレコード会社も関わるので、事務所のことだけが原因ではないと思うんですけど、今後ジュリーさんが全グループを一括するんだったら、そんなにグループが多いと面倒も見切れないだろうから、他のプロデューサーなり何なり、間に人がどんどん入ってくれた方が良いような気もする。
ささ:でも今も実は、そういう人は各グループに居るんじゃないかな。
千紘:うーん、居るとは思う。それが表に出てきてないだけだとも思う。内部のことは分からないから、推測になってしまうけど、よくある会社ではこうなのかなって。
ささ:答えが分からないことだから難しいね。
あやや:飯島さんって、Kis-My-Ft2がそうだったように、デビューしたらもうすぐにガンガン売り出していくスタイルだったじゃないですか。でもジュリーさんって、大体10周年の記念年くらいに盛り上がる時期を設定して、地道にコツコツ育てていくタイプ。Kis-My-Ft2は、ちょうど今年5周年で、ここまですごい勢いよく売り出して来ていたのを、ここで突然スピード落としちゃうと、10周年の時どうなるんだろうなって。
千紘:確かにスピード落ちたら、勿体無いね。「キスマイBUSAIKU!?」とか、中島健人くんの番組「JMK中島健人ラブホリ王子様」とか、ああいう攻めた企画に、飯島さんの影響があったんだとしたら、そういうのが今後出てくるのかなって気になる。

SMAP×SMAP生放送、どう感じた?

あやや:皆さんは「SMAP×SMAP」生放送を見てどうでした?
千紘:私が見た感想は2つあって。生放送で話をしたとしても具体的なことは言わずふんわり話すだろうと思っていたから、草彅くん以外の言葉は予想通りというか、詳しいことはよく分からないけれど、とりあえず謝ってくれているんだなって。中居くんが真ん中にいないことには違和感があったけど、草彅くんの言葉を聞いて、あぁこれ本当に起こっていたんだ!みたいな。本当に起こってたってことが、ちょっとショックで。あの草彅くんの言葉だけがリアル過ぎて。報道通りだったんだなって。
あやや:そうですよね、草彅くんの言葉があるかないかで、全然受け取る印象が違ったと思うんですよ。例えば、今回の真相の内容が1~10まであったとしたら、私たちは大体3くらいまでしか今回のことをよく分かっていない状態で、あとの4~10まではあくまでスポーツ紙や週刊誌の言ってることだから想像でしかなくて、嘘でも真実でもどっちでも良いかなって思っていて、だから3のところで一旦謝ってくれているのかなって思っていたのが、草彅くんの言葉で突然12くらいまで飛んだから、本当にそうだったの?!って。テレビの視聴者と向こう側との時差が突然生じたなって思いました。
千紘:確かに。あともう一つ私が思ったのは、「SMAP×SMAP」の視聴率が想像以上に凄かったことで。最高視聴率37%とか。それを聞いて、みんなまだテレビを見るんだなって。こういう騒動があったことで、テレビ局の人に迷惑かけたのかもしれないけど、SMAPは数字を介する財産を持っているグループだっていうのが凄く大きなことで。数字ってタレントにとっても、テレビ局にとっても宝物だと思うから、Hey!Say!JUMPもテレビ局と、そういう関係を築いていけたらいいなって心から思いました。
ささ:いい話になった(笑)視聴者の満足度が下がったという調査結果*2もあって炎上めいていたけど、逆に翌週は「コップのツヨ子」*3が面白いって話題になったりしてましたよね。
あやや:「SMAP×SMAP」の最後にやると思っていたのが、実際は番組の冒頭で行われて、凄く意外でした。絶対最後まで引っ張るだろうと思っていたので、突然最初からやるから、そこは少し違和感を抱いてしまいました。
千紘:取れるものは取ろうって絶対最後まで引っ張ると思っていたけど、そうじゃなかったから、そこには誠意みたいなものもあるのかなって。
あやや:「SMAP×SMAP」放送前に、ジャニーズ事務所が送っていたFAXにも書いてあった「せめてもの誠意」ですね。
千紘:皆さんはどういう印象を受けられたんですか?
ささ:私がまず思ったのは、何かちょっとダサいなーって。SMAPが、じゃなくて「やり方が」ですよ。今までにもSMAPには、危機を乗り越える場面でファンへメッセージを発信する機会がいくつかあったと思うんですけど、雰囲気がちょっと違ったのかな。一方で、あの会見を見て、日本中の人が「あれは言わされている」「本当の笑顔じゃない」みたいな騒ぎ方をするのは少し怖かったです。例が悪いけど、グループアンチのオンリー担*4が「〇〇君はグループにいる時、心から笑ってない」と主張するのと似ていて……。「キムタクだけネクタイが白」とか、ガセも出回ってたし。もちろん、誰しもがあの放送に違和感を持ったことはよくわかるんですが。
あやや:私もあのブログ(SMAP解散報道について - それは恋とか愛とかの類ではなくて)を書いたんですけど、あのあとに普通に「SMAP×SMAP」を見てた非ジャニヲタの同期と喋っていたら、普通の視聴者って見たままに受け止めてるから、その裏にあるジャニーズ事務所のこととかあまり考えてなくて「なんかふんわり終わりましたね」って感想だったんですよ。だから、自分はネットをちょっと見過ぎちゃったのかなと思いました。ネットの人たちはみんな同じ方向をむいて、ジャニーズ事務所を責めてるんだけど、でも実際もっと視野を広げてみたら、別にみんながみんなジャニーズ事務所について嫌悪感を抱いたわけじゃなかったんだなと、数日経ってから思い直しました。
千紘:たしかにね。でも作り手側が、素直に受け止める声に気づけるのかっていうのもあるね。ジャニーズファンとか、ネットでの印象しかなくて、「別に何も思わなかったよ」みたいな声が届いてない可能性もある。
ささ:難しいな。
千紘:でもほんとなんかこう世論的なものを見ていると、パワハラで訴えられるとか、銃をつきつけられて言わされてるみたいだったって話を見て、「そんなに言うほどのものかな?」というのが素直な感想で。
ささ:さっきも言ったように、みんなエスパー過ぎない!?みたいなところはちょっとある。いやでもな~実際のところわかんないからな~そうでもないのかもしれないし、逆にもっとやばいのかもしれないし。結局、今まではうまく、世間をふわっとさせられてたんだけど、今はネットの上におかしいんじゃないかっていう意見が残り続けてしまうのが、すごく違うのかもしれませんね。
あやや:ジャニーズ事務所を隙あらば叩こうと思っている人のいい餌になってしまったという感じもありますよね。
ささ:それもありますよね。今までだったら、ネットの意見も影響力が弱いから無視してたかもしれないけど、もう限界ですよね。ファンもめっちゃ切れてるし。

ジャニーズ事務所に対して、ジャニヲタとしてどう思った?

ささ:どうです? 実際「やべーブラック企業だ」みたいな感じありました?
千紘:私は全くなかったよ!
あやや・ささ:おーー!
千紘:元々そういうやばい会社でしょ!? みたいな。なんで今更みんなこんな騒いでんの!って心から思った。
あやや:でも確かに、長年ジャニヲタやってる人からしたら、こんなもんだなというイメージかもしれないですね。
千紘:あややはどう思った?
あやや:私はブログを書いていた時は、ネットを見過ぎていたということがあったので、今ちょっと落ち着いて客観的に見てみると、表に出るか出ないかの違いで、こういう会社ってたぶんいっぱいあるだろうなと思いました。表に出しちゃったのは今回ジャニーズ事務所の失敗した点だと思うけど。
ささ:ほんとそうー!
千紘:そう思う!
あやや:協議中のFAXで止めておけばよかったのではと思います。そして、結論が出た時にみんなで出て、何かか言うのがよかったんじゃないかなって。
ささ:急ぎすぎちゃったんですかね。
あやや:そうですね。最初に報道出たのが1月13日で、スマスマに出たのが18日だから、1週間も経ってないですね。
千紘:さささんはどう思った?
ささ:これちょっと難しいですね。たしかに、やばい会社だってことはよく分かっていた。でも最近のジャニーズ事務所は大した騒動も起きないし、もしかしたらちゃんと新しくなってくのかと思ってたんですけど、今回「やっぱ全然変わってないんだ」とわかって、未来のジャニーズ事務所に希望が持てるのかちょっとわからなくなってしまった(笑)それが一番でかい。
千紘:すごい大きい視点で見たね(笑)
ささ:なんか、この先千年応援できるのかなあっていうのが、心配になっちゃった。
千紘:……千年も応援するつもりだったの!?!?
ささ:千年続いてほしかった*5から!(笑)
あやや:生まれ変わってもジャニヲタに!(笑)
ささ:そうそう。このあと千年続くかなあってすごい心配になっちゃいました!やっぱ終わるかもって思った。
千紘:いまから千年前って何やってたかな? 1016年でしょ? 鎌倉幕府もないのに(笑)
ささ:わかんないけど伝統芸能みたいな感じで(笑)
あやや:千年続くものってそうそうないですよね(笑)でもそうですよね、3016年の人たちがまだ、ジャニーズに恋い焦がれていたらいいですよね。
ささ:そうそう、仮面を付け替えて欲しい。3016年も(笑)
千紘:それとかもなんかもう、ホログラムの仮面とかになってくるでしょ(笑)
あやや:非実在とかじゃないですか(笑)
ささ:非実在仮面(笑)
あやや:でも千年続いたら今回の出来事なんか屁ですよね(笑)
ささ:「千年前はあんなこともあったね」みたいな(笑)
あやや:3016年のジャニヲタたちが「ここでこんなことになってたらしいよ!」みたいな(笑)
ささ:SMAPが古事記の天皇みたいな感じで。
千紘:メリーさんとかジュリーさんとか飯島さんとかいるけど、結局はやっぱジャニーさんだから、ジャニーさんがもしいなくなっちゃったらっていうのは、本当に大きいテーマではあるよね。
あやや:本当に最近のジャニーズ事務所、ここまで大きい事件ってなかったから、もうヒロムがいなくなるってことが一番最近怖くて、そのことばっかり気にしてたら、結構大きいことが起こってしまった。
ささ:そう、起こるにしても、ヒロムがいなくなってからかと思ってた。
あやや:後継者争い!
千紘:言ったら、文春の読みすぎなんですけど。
ささ:「『文春』の読み過ぎじゃないですか?」*6
千紘:文春の読み過ぎなんだけど(笑)週刊誌等によると、ジュリーさんとメリーさんから、もう正式にジュリーさんに社長の座を譲る、準備の段階で起こったことですみたいなさ。
ささ:それもわかる。
千紘:ヒロムが居なくなるかもってことと、離れた問題でもない。
ささ:そうだよねやっぱ。

ジャニーズ事務所に今後どうなって欲しい?

千紘:飯島さんやジュリーさんは、メンバーやファンが持ってる、見えている魅力・顕在化されたものを形にするのが上手いのかなと思っていて。でもビジネスって、顕在化されたものを形にするのと、ファンもメンバーも知らない、誰も知らない、潜在的なものを形にする、2つのビジネスがあるとすると、誰も気がついていない、潜在的なものを出せるのはやっぱりジャニーさんしかいないのかなと。最近、ジャニーさんが「寝て起きたらClassmate Jという名前を思いついた」ってエピソードを聞いてほんとに「やばい!!」って(笑)。そんなこと思いつく人いる!?みたいな。ジャニーさんのその特異な発想力を誰かが引き継げるのかみたいな。ジャニーズ事務所がただイケメンの男性を抱えて仕事をしていく、っていうシステムだけしか残らないなら本当に寂しいから。ジャニーさんがいなくなったら、がらっと変わっちゃうんじゃないかなというか、長く続かないんじゃないかなという不安がすごい。今デビューしてるグループはどれも出来上がっているから、それなりにレコード会社とも上手くやっていくと思うけど、新しいグループを生み出すっていうのは、結構厳しいかなっていう。
あやや:そうですね。でもたしかにデビュー組でデビューから年数が経っているグループは、メンバー個人個人がコンサートをプロデュースしたりとか、シングルの方向性も自分たちで決めてるんで、ジャニーさんが居なくなっても、自分たちで歩いて行けると思うんですけど。やっぱり、ジャニーズJr.からデビュー5年後くらいまでは、今後もジャニーさんが育てていく過程をずっと見てたいなっていうのがあるので、ジャニーさんならではの突飛な発想力がなくなったら本当どうなるんだろうって思いますね。全然まだ想像つかないですね。
ささ:ほんとにその通りすぎて。だから、ジャニーさんの脳とかをやっぱりSF的な……脳だけで生きるみたいな(笑)。そうするしかないくらいのことは考えるんですけど(笑)。でも経営とプロデューサーを分けた方がいいのかなとはぼんやり思います。経営者はカルロス・ゴーンみたいな人を招聘して、その下にいろんなプロデューサーがいるようになれば……。それぞれが発掘したグループを押し上げていく、普通の芸能事務所になるみたいな。ジュリーさんが社長になって、経営もプロデュースもして、大丈夫なのかなぁみたいなことはちょっと。まあ、内部のことは全然知らないので、実際は大丈夫なのかもしれない。
千紘:経営とかは、まともな人を呼び寄せないとやばいんじゃないかなと思った。Jr.情報局を整備しないのは意味が分かんない。
あやや:人員が足りないんじゃないかっていう。
ささ:だからもうほんとSnow Manの阿部くんがやるしかないっていうのを話してて。
千紘:阿部くんがアプリもつくれるらしいからさ、もう皆が申し込める便利な機能をつくってもらうしかない。
ささ:そうなんですよ!
千紘:事務所と、コンサート事務局やファミリークラブはまた別の組織かもしれないとはいえ、ファンにとっては全部「ジャニーズ」という集合体でもある。ぶっとんでるな~では済まないことがたくさんあるから。返金がどうとか、間違ったチケットが届くとか。これくらいの規模になったらミスは出てくるとは言え……。
ささ:ミスしたあとの対応が全然なってないところがやばい。
千紘:家族経営だからこんな問題が、って思うと、もう「ジャニーズファミリークラブ」っていうところから改めて言ったほうがイイんじゃないかな。
ささ:名前を変える!?
千紘:名前だけの問題じゃないけど(笑)ファミリーからせめてクラスメイトくらいに…。
ささ:Classmate J!?
千紘:Johnnys' Classmate Club(笑)
ささ:地下アイドル臭がする(笑)
あやや:接触してそう(笑)
千紘:朝井リョウの「武道館」で書かれてる、制服とかがコンセプトの(笑)
あやや:でもこの前1月17日の関ジャニ∞のコンサートで大倉さんが休演することになったときは、驚くような神対応でしたよね。
千紘:私達の知ってるジャニーズじゃない! みたいな。
あやや:やっとマニュアルができたのかな。
ささ・千紘:遅い……!!(笑)
あやや:そのマニュアルを各グループの出来る担当者に渡して欲しい。
千紘:そこで思ったのが、レコード会社に雇われてるって感覚もあるのかなって勝手に妄想して。レコード会社の力って結構大きいじゃないですか。私は業界の仕組みを何も知らないので、ジャニーズのファンになって驚いたんですけど、結構コンサートとかもレコード会社が大きく絡んでて。光くんが昔テレビの収録で、冬のコンサートがあるって発表してないのに「次のツアーの衣装を合わせた」って言っちゃったんですよ。そのとき「やばい、言っちゃだめだったのに!袖からJstormの人が超睨んでるよこわいよ!」って言ってて、Jstormがそんな関わりあるんだって思ったのがきっかけで。関ジャニ∞が今回自社レーベルとして関ジャニ∞のためにやってる会社だから、新しい動きもできるのかなって勝手に思ってたところもあって。
あやや:レコード会社に力があるとしたら、もし次同じことあっても他のグループだったら、対応どうなるか分からないなって。
千紘:エイトがやってたからこっちもこんなふうにやったらいいかって動きになればいいのに。
あやや:「エイトはあのときどうしたの?」ってすぐ担当の人に問い合わせてくれるような人がいればいいなって。
千紘:「今からマニュアル送って下さいFAXで」ってすぐ。
ささ:FAXで!でもなんとなく、ちゃんとした会社になって欲しいって気持ちはありますよね。……そりゃ当たり前だ!!
千紘:うーん、発想の面ではぶっとんだところを残しつつも、会社としてはまともになって欲しい。
あやや:うん、プロデュースはぶっとんでていいけど、お金の絡むところはちゃんとしてほしい。
千紘:なんか当たり前の話をしてるね(笑)
ささ:ほんとに!(笑)

色んな人たちがSMAPの話をしていることについてどう思った?

ささ:普通のジャニーズファンじゃない人の方が、今回の問題を同世代の問題として考えていたり、労働問題として重く受け止めていたりして。一方ジャニヲタは、ジャニーズ事務所の後継者問題の中の事象と考えているみたいな。もちろんそこにSMAPを巻き込まないで!という話はあるけど、大きめの文脈で語られることはピンと来てないのかなぁとか。単純に「外野に言われたくない!」と思ってる人もいるなぁというので、気になったんですけど。
あやや:私は最初は、SMAPって影響力大きいんだなぁというのをひしひしと感じて。でも「SMAP×SMAP」での謝罪放送以降は、主にネットで皆同じ方向向いてジャニーズ事務所の在り方について話し始めて、ジャニヲタに説教する人が出てきたのは本当嫌だなってずっと思ってました。
ささ:そうそうそうそう!わかる!!
あやや:私はブログで、ジャニーズのエンターテイメント的魅力の部分を、お菓子に例えて、お菓子とメーカーの話を書いたんですけど、ジャニヲタじゃない人たちには、お菓子を好きっていう気持ちを無視して語られるから、それはちょっと悔しいなと。
千紘:そもそも今回、裏側のことが前に出過ぎたっていうのがショックだった点でもあって。結局はパフォーマンスで見せてもらうのがすべてだと思ってるから、そのジャニーズの原点っていうか。多くの人がそもそもジャニーズに求めるものっていうのを、まぁこれからまた楽しみにしていきたいというか…。
ささ:それはすごいある…。
あやや:確かに。あの謝罪の後に年始のカウントダウンTVのSMAPを入れたかったですね。
千紘:それだ!!!派閥じゃなく局を飛び越えて(笑)
ささ:私はここに対して答えは全然持ってなくて。でも千紘の言うように、いろんな人がSMAPに興味をもって注目が集まってるっていうのは面白いなと思うところもあります。ただ、SMAPにいろんな人の思いを乗せられすぎているのを見ると、SMAPにもSMAPの人生があるからと思ったり。いやしかしSMAPの人生を今回一番邪魔したのがジャニーズ事務所なのかなぁとか思うとそれはすごく嫌だなぁみたいな…。そういうのすごいぐるぐるしちゃうんですよね…。
あやや:今回はSMAP本人たちがちょっと独立を考えているということではなくて、飯島さんのタイミングにSMAPが突然考えさせられたっていう。だから、普通の会社員ともまた違うのかなっていう。普通だったらもうちょっと考える時間もあったんだろうけど、報道とかされちゃって結論迫られちゃったのかなっていう。
ささ:一般化できるような事態じゃないっていうところもありますかね。飯島さんは会社員だから、そちらはわかるけど。
千紘:一般化されることで、一般の人も興味をもって考えるきっかけになったっていうのはあるのかな。良いことか悪いことかは置いといて。
ささ:芸能界、という世界の特別な慣習というか。芸能人は確かに事務所を辞めた後に干されるみたいなことはあるだろうから、「奴隷だ」と言われるとまぁそうっちゃそうだけども。それは芸能界をどうにかしてくれという話であって、「あんな奴隷を生み出す構造にお前たちも手を貸しているのだ」とか言われると困るし。

キムタクタイムリープ説についてどう思う?

ささ:公式に否定されましたが(笑)
あやや:でも明るい話題で締められます!
ささ:私タイプリープって言葉が一般的なことにびっくりしました!
あやや:私も!
千紘:ときかけの影響かなぁ?キムタクが何年何月何日って言っただけで…。
ささ:これは楽しかった以上の感想はないです(笑)
千紘:ジャニヲタが得意な大喜利がね、世を巻き込んで盛り上がれるの楽しかったよね。
あやや:ジャニヲタたちでやりたかったけど、先越された感じはありましたね。
ささ:ジャニヲタって流行らせるまでに時間がかかりますもんね。大体世間の流行りが3日くらい遅れてやってくるから…。
あやや:キムタクタイムリープの小説(木村拓哉がもし本当にタイムリープ能力を持っていたらどうなるか。SMAP会見に寄せて真剣に考えてみた - エキレビ!(1/5))書いてた青柳さんが、普段ジャニーズのこと話してるイメージないのにすごくうまく書いてたじゃないですか。それもジャニヲタの仕事が取られた!みたいな(笑)
千紘:ジャニヲタもジャニーズも出来ることは外注して、いいクリエイターと一緒にやっていくことも大事ってことですかね…ブイとかそんな印象もありますけど(笑)。得意分野は他の人に任せて。身内だけで使わずに。あと、今まではネットの人たちがジャニーズで遊ぶときって悪いものを作ることが多かった気がしたんだけど、こんなにかっこよく使ってくれるならどうぞどうぞみたいな。
あやや:誰か事務所の人はこれを逆手にとってCMなりドラマなり、形にしてほしい。
ささ:それをやりそうなイメージあったのが飯島さんだったんですよね…。
あやや:そうなんですよー!!飯島さんなら、すぐにでもタイムリープの仕事取ってくると思いますよ!!
千紘:そこまでやって、こっちの方が、やられたな、うまいなって思いたかったなって。文春でも飯島さんはもっとWEBをやりたかったけど、それはジャニー・メリーの哲学に反するって書いてあって、人がどうとかっていうよりも、ビジネスの、具体的なビジョンでモメてたんだなぁと思いました。ジャニーズはWEBが遅いからもったいないなと思うところはあるんだけど。
ささ:本当はWEBやりたい人もたくさんいるだろうなあ。
千紘:でもちょっとずつWEBも解禁になってるから…。
あやや:でもそれでタレント本人がインターネットに現れたら…ジャニーズのタレントのあり方っていうのは変わってしまうような気がするなってずっと思っていて。飯島さんがどこまでやりたかったかは分からないですけど。例えばタレントがTwitter始めたりして、タイムラインに本人が出てくるとかになると、距離感が変わっちゃうなーって。
千紘:その辺は微妙だよね。Twitterがダメならブログまでならいいのかとか。YouTubeに公式チャンネルを設けるだけでも大きく変わりそうだよね。
ささ:SMAPは時々期間限定ブログみたいな…ドラマ「安堂ロイド」の宣伝で木村さんのブログがあったりしましたよね。
あやや:Kis-My-Ft2もこの前玉森くんが映画「レインツリーの国」の宣伝でやってました。…YouTubeに動画を載せることによってCDを買わなくなる人の数と、YouTubeを見たことによってCDを買う人の数ってどっちが多くなるんだろうなって。
千紘:確かにねぇ…。

最後に

千紘:飯島さんの退社にまつわる、SMAPのこの件を通して、やっぱりこのまま事務所が同じ形では続いていけないのかなと再認識する機会で…明日は我が身、じゃないけど、明日は我がグループ、というか、ジャニーズ全体の未来が不安になってきた、という。
ささ:そう。この件って、ジャニーズ事務所が今後どうなっていくのかっていうのを、一人ひとり考えずにはいられないっていうか…。それが、めっちゃ深刻に考えてる人もいるし、不安だけど大丈夫そうだからいっか!って考えてる人もいるし。差はあれど、総株主状態というか。ただただ、楽しい歌や踊りを受け取るだけで良かったファンたちが、急速に株主化していきましたよね。実際は株を持てないけど(笑)
千紘:でもそれがさ、あややの書いてたように、お菓子が好きだからこんなに言うというか、好きな人たちのいる事務所で、好きな事務所のことだから、いろいろ考えちゃうんであって。ジャニヲタには憎しみに魂を売ってもらいたくないというか。ジャニーズワールド初年度にも「憎しみからは何も生まれやしない」みたいな台詞があったんですけど。事務所がヤバイとかあの人はダメだとか、もっともな意見もあるのかもしれないけど、誰が悪いっていうよりも、好きな人たちをずっと見続けるために、どういう組織になってくれたら幸せだと思うのか、前向きなことを明るく考えようよ、みたいな…!
あやや:分かります。タイムラインとかで怒ってる人もいたんですけど、でもその怒ってる先に自分の好きな人が勤めているわけで。ファンはそれぞれ複雑な気持ちですよね。
ささ:SMAPのファンの人たちの怒りは本当にもっともなことなんだけど、これからまたSMAPがその事務所で生きていくのだと思うと…。
あやや:そうなんですよね、自分たちが今まで楽しんで来れたのはジャニーズ事務所のおかげなのに、突然悪い部分が出たからといってそれを全部は否定出来ないし。でも、結局この件でジャニヲタを辞める人ってごく少数だと思うんですよ。結局は皆お菓子が好きだからお菓子についていくわけで。これはメリーさんも文春で、ファンはタレントについていくからって言ってた通りなんですけど。ここがぐるぐるするんですよね、あーメリーさんの思い通りだなって(笑)でもやっぱり今後も、ジャニーズ事務所から目が離せないですよね。

今回は、さささん、千紘さん、ご協力ありがとうございました!

*1:Sexy Zoneのインタビューで、「ジャニーさんに説得されて3名体制で頑張る」といった内容のものもあるようです

*2:スマスマ緊急生謝罪、視聴者満足度が大きく下落 - 接触数は前週比4.5倍に | マイナビニュース

*3:「SMAP×SMAP」内のコント

*4:自分の好きなアイドルがグループに所属していることが気に入らないような人のこと

*5:「千年メドレー」というメドレーにあやかっています

*6:「週刊新潮」2016年1月28日号でメリーさんの発言として書かれたもの