2020年、東京とコロナと私。

2020年1月4日、私は高知を飛び立ち東京へ降り立った。1月から3月まで東京本社での長期出張が決まったのだ。以前こちらの記事(東京での就職を夢見ていた私の「迷い」と「決断」|文・あやや - はたらく気分を転換させる|女性の深呼吸マガジン「りっすん」)で書いた通り、私は東京で就職活動をして失敗した経験がある。いつかまた東京に呼ばれる人間になろうと意気込みながら社会人生活を送って来た結果、期間限定ながら東京に呼ばれるチャンスが巡って来たのだ。大学生活以来9年振りの東京生活に私は心を躍らせていた。仕事に精を出すことはもちろんのこと、東京でしか会えない友達に沢山会い、ディズニーや箱根や鎌倉や日光にも行ってみたい。高知からだと必ず乗り継ぎが必要になる海外旅行も東京からだと短時間で行けてしまう、海外旅行に行くのも良いかもしれない。なんて期待を胸に私は東京にやって来た。

1月は楽しかった。滅多に会えない東京の友達に沢山会い、週末は必ず誰かと飲んでいた。3か月もあればもう1回くらい一緒に飲めるね、なんて話をしながら「またね」と解散した。1月中旬にはグアム旅行にも行った。これは10月くらいから友人と計画していた旅行で、その時はまだ東京出張が決まっていなかったので関空からの飛行機を手配しており、そのためにわざわざ羽田から関空に一度飛ぶという手間が出来てしまったが、グアム旅行は買い物がひたすらに楽しかった。春節のセールと重なり免税店がかなり安くなっていたのもラッキーだった。この頃はまだ新型コロナウィルスの日本人の感染者は確認されていなかったので(日本人の感染者が初確認されたのは1月28日)、コロナの話題は中国で起こっている出来事という印象が強く、旅行客もみんな普段と何ら変わりなかった。

2月に入ってからは朝見るニュース番組で必ずコロナの話題が出るようになった。職場が外国人観光客が沢山訪れる観光地の近くにあることから、職場の人たちとちょっと怖いですねと話すようになっていたが、まだそこまでの危機感はなく、月末は友達と箱根に行く約束をして計画を練っていた。1月に沢山友達と会い飲み歩いていたこと、出張で来ているからと職場の人が毎日外食ランチに誘ってくれたこともあり、みるみる内に体重が増えてきていたので、このままではマズいと思い、2月中旬に意を決してパーソナルトレーニングに入会した。お金をかけることで自分にプレッシャーをかける作戦だ。2月25日にはPerfumeの東京ドーム公演に参戦した。31歳になっても3人がPerfumeであり続ける姿に胸を打たれて涙した。この頃にはコロナウィルスに対する社会の危機感は高まって来ており、人が集まるイベント等は控えるよう要請が入り、私が行った日の翌日のPerfumeの公演は直前で中止となった。私も月末の箱根旅行を中止した。そうこうしている内に出張期間が6月末まで延長になった。(これはコロナウィルスとは無関係。)大好きな東京に長く居られるのは嬉しいが今回の場合は複雑だ。

3月に入ると社内では在宅勤務をする人が増えた。私も在宅勤務をする準備は整っているものの、現在派遣社員の管理をする立場にあり、派遣社員は在宅勤務が出来ないことから、私も毎日出社を余儀なくされている。それはこのブログを書いている現在も変わりない。幸い私は出張者なので会社から徒歩3分のマンスリーマンションに住んでおり、出社時に電車等の密空間に身を晒すリスクはない。4月に一度高知に戻って一週間高知で仕事をする予定となっていたが、コロナ対策として会社内で出張が禁止となったため、4月に高知に帰って仕事をする話は無くなった。仕事目的ではなく一時帰宅するのはOKと上司から話があったが、それも日が近づくとリスクが高いことが分かり断念した。自分が東京から大好きな故郷にコロナを運んでしまうのは一番あってはならない。4月9日から予定されていたキスマイの東京ドーム公演も中止が決まった。東京にいるので平日は仕事が終わった後にコンサートに行くという地方民が夢に夢見たシチュエーションを味わえると意気込んでいたが夢は叶わなかった。

4月。毎日増え続ける東京都の感染者の数に不安は大きい。本来であれば今頃高知に帰って家族や友達と久々に会っていたはずなのに、高知に帰るためにとっていた連休は東京のマンスリーマンションに引きこもる連休になってしまった。会う約束をしていた友達とはLINEのビデオ通話を使用してオンライン会合で顔を見せ合った。3月に生まれたばかりの友人の赤ちゃんを抱っこすることは出来なかったが、新生児の可愛さはオンラインでも十分に伝わった。私の東京生活はこの後も6月末まで続く。
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3月に入ってから外出自粛が呼びかけられるようになった。オタクなので家から出ないことは元々得意ではある。Fire TV Stcickを持って来たので、マンスリーマンションのテレビでYoutube、Netflix、Amazon Prime、Hulu等を永遠に見ることも出来るし、積読状態になっている本も沢山ある。しかしこの状況を逆手に取って、今こそやるべきミッションが私にはあった。ダイエットだ。

2月中旬からパーソナルトレーニングに通い始めてから、筋トレに目覚めてしまった。運動が大の苦手だった私は初回のカウンセリングで「痩せたいけどムキムキにはなりたくないです」とトレーナーに告げたのだが、人はそんなに簡単にムキムキにはならないと返された。ムキムキの人たちはそれなりに強度なトレーニングで自分を追い込んでいるという話を聞いて、ひどく失礼な発言だったことを恥じた。それくらい筋トレに無頓着だった私がパーソナルに通う内に、自分の身体が変わっていく楽しさを覚え、毎日家でも簡単なトレーニングをするようになった。やった分だけ絶対に結果がついてくるのはめちゃくちゃに楽しい。現在通い始めて1ヶ月半、体重は5キロ落ちた。

これが例えば外出自粛になっていなかった場合、普段なかなか会えない友達にご飯に誘われていたらダイエット中だけど滅多に会えないししょうがないよねと理由を付けてご飯を食べに行っただろうし、仕事頑張った日には職場の人とちょっと飲んで帰ろう、となっていたかもしれない。けれど実際は、平日は仕事が終わったらまっすぐ帰り、YouTubeを見ながら28分間の滝汗トレーニングをし、20分間の半身浴をし、お風呂から出たら10分間のストレッチをし、寝る間際までダイエットの本を読んで寝る。休日は、朝からダイエット食を作り、昼に一度滝汗トレーニングをした後、夜にももう一度行い、平日と同様に半身浴とストレッチと読書をして寝る。というとても健康的な毎日を送っており、外出自粛を逆手に取ってダイエットがめちゃくちゃ捗っている。

暗いニュースが多くて出来ないことばかりに目を向けがちだけど、私の場合は自分がやりたかったことと状況をマッチさせることが出来たので、不安はあるものの何とか東京で自分なりに楽しく生活している。今回の記事は、何かを発信したいというよりかは、2020年の今この瞬間の自分の記録を残しておきたいと思って書いている。ここからまだまだ状況は変わっていくだろうけど、2020年4月5日時点の記録。

最後に最近読んだダイエット本で良かったものを貼っておきます。ダイエット欲とお家で時間を持て余している人は是非。