アンジュルムに入りたい

どうも、お久しぶりです!久々にブログを更新しようとして、前回の投稿から4ヶ月も経っているという事実にびっくりしている。久し振りにこんなにブログを放置したんじゃなかろうか。最近の私はTwitterにもあまり現れないし、ブログも更新しないし、何をしてるのだろうと心配してくださっている方もいれば、もう遠い記憶の彼方に忘れてしまっていた方もいると思うけれど、最近は何していたかと言えば、衝動的に竹内涼真様の写真集を購入してみたり、Youtuberの更新が楽しみで何度もYoutubeをクリックしたり、婚活の予定を入れまくって友達に横澤夏子と呼ばれ始めたのをきっかけに、横澤夏子のネタを見まくったりしていた。本当、何してるんだろ私。

以前よりもアイドルを見る時間がグンと少なくなって来ていて、それは何故だろうと考えてみたけれど、人生の節目節目のここ踏ん張り時って時にアイドルのパワーを必要として来たけれど、今はそういう時期を一旦抜けているのかなと思う。アイドルを「生きがい」に限りなく近い場所に置いていたけれど、今は「プラスアルファの幸福」くらいの位置に付けている。私は好きなアイドルが周期的に変わるタイプで、それはこれまで新しいものに目が向いてしまうからだと自己分析していたけれど、自分の生活環境の変化に伴って、必要とするアイドルパワーも変化していたのではないかと今になって思う。例えば、新社会人になりたての頃、手越祐也さんの強気の言葉で積極的になるパワーをもらったし、また少し仕事に慣れて来た頃、岡田准一さんのストイックで物事を極めていく姿勢に刺激を受けたし、仕事内容が変わって新しい環境で一から学ばなければならない時、北山宏光さんの器用な世渡り力を身に付けたいと思ったし、その時々で自分に今足りないスキルや才能を持ったアイドルに惹かれていたんじゃないかと思う。

そして今、私の中の強い衝動として「アンジュルムに入りたい」というのがある。もちろん入れないけど。お盆に帰省していたハロヲタの友人が、ハロープロジェクトのひなフェスのDVDを見せてくれた。彼女は自分の好きな℃-uteを私に見せたかったのだと思うが、そのコンサートで披露された上國料萌さんの「LOVE涙色」が衝撃的に良くって、家に帰って動画を検索してもう一回見たくらいだった。松浦亜弥さんと歌声も似ていて、また上國料さんのあのはっきりとした顔立ちが“ソロ”という環境でより際立っていて、彼女の苗字をもじった「かみこ」という愛称は、もはや「神の子」の略称だと思った。そこから、アンジュルムのライブ映像を漁るようになり、楽曲の良さとメンバーのキャラクターの豊富さに吸い込まれるようにハマった。

ハロープロジェクトは、この夏新体制になり、カントリーガールズの一部メンバーと研修生が各グループへ加入することになった。その時のハロステを見ていたのだけど、アンジュルムが新メンバーを迎える時の映像がたまらなく素敵だった。モーニング娘。'17やJuice=Juiceも同じように新メンバーの加入映像があったのだが、ここでは彼女たちと比べてという意味で素敵だったのではない。モーニング娘。'17にはこれまでの歴史の重さがあり、Juice=Juiceは初めての新メンバー加入というプレッシャーがあり、その2グループの雰囲気と比較して、という意味ではないことを重々伝えておきたい。アンジュルム単体で見た時に、もはや誰が加入したとしても揺らぐことのない土壌があって、そこにどんな種を蒔こうとみんなで一緒に成長出来るというグループに対する絶対的信頼がある上で、新メンバーを受け入れているような雰囲気があった。あ、入りたい、と思った。アンジュルムに私も入りたい、と思った。入れないけど。

最新DVDの中でも最後の一人ずつの挨拶シーンがめちゃくちゃに良い。当時最新メンバーだった笠原さんが、初めての武道館のステージに立った感動で挨拶の途中で泣いてしまうのだけど、それを見守るお姉さんメンバーたちが笑いながらもその様子を微笑ましく見ていて、次に挨拶した上國料さんも途中で涙してしまって、「お前もかー?」と突っ込みを入れる先輩たちが楽しそうで。そしたら、次の佐々木さんも室田さんも泣いちゃう。こんなにみんなで涙を共有できるって素敵だなって思って、次の挨拶の勝田さんに移ったら全然泣いてない。キャリアが違うので後輩たちとは心持ちが違うのだろうけど、「え、泣かないですよ私は!(観客エーッ)えーって、意味分かんないですけど」って言っちゃうあたりが彼女らしくて面白い。この挨拶のくだり、一生見てたいくらい好き。

アンジュルムの推しメンは誰なの?って聞かれたら(いやまだアンジュルムが好きってそんなに人に言ってないので、聞かれる機会はなかったのだけれど)、箱推しですって言いたい気持ちと、誰かを劇的に推したい気持ちとの狭間で揺れ動いている。最新メンバーの船木さんは、元々好きだったカントリーガールズのメンバーなので応援したいし、川村さんは何と言っても高知出身の同郷なので超絶応援したいし、笠原さんは本当に素直で可愛らしくて妹にしたいし、上國料さんは「LOVE涙色」の衝撃を忘れられないし、佐々木さんはルックスが抜群に良いし、勝田さんのことは最初苦手意識があったのにみるみる内に惹かれていってるし、竹内さんの無防備感は守ってあげたくなるし、中西さんの笑顔には癒されるし、和田さんには一生ついていきたいし、と本当にみんな可愛くてまるっと好きなんだけれど、どうしてもどうしても気になってしまうのは室田さんだなと思う。

室田さんを最初に認識したのは、2015年のひなフェスのユニット名会議の動画で、抽選で選ばれたハロープロジェクトのメンバーたちが集まって、自分たちのユニット名を決める話し合いのこの動画、ほとんどのグループが全然前に進まないゆるい話し合いを行っている中、モーニング娘。の工藤さんと室田さんのユニットだけは、自分たちの共通点を探すところからバンバン意見を出し合っていて、その中で室田さんが他のグループに聞こえないようにこそこそっと工藤さんに「他のユニットより目立ちたいじゃないですか」って言うんですよ。それに工藤さんは「むろたんのそういうとこ好き」って答えるんだけど、その野心剥き出しの室田さんの印象が強くて、あぁこの子面白いなって。その野心が今の室田さんのパフォーマンスにも表れていて、歌もダンスも見ていて凄く気持ちが良い。この子を推したら楽しそうだなって、そんな気持ちに一番させてくれるのは室田さんだなと思う。あとは室田さんの中堅ポジションから見るアンジュルムが面白そうだなというのもある。

何で今アンジュルムに自分がハマったのかって考えたら、また仕事の立ち位置が変わったことが影響している気がする。これまでは仲間が沢山いる場所にいたのが、最近少人数の部署に変わった。アンジュルムの上下関係が羨ましいのかもしれないと思う。和田さんという絶対的信頼のおける課長がいて、竹田さん中西さん勝田さんという個性的な係長がいて、その下で切磋琢磨し合う後輩メンバーたちがいる。みんなで一つのことに取り組んで、達成した時に涙できる関係性に心底嫉妬しているのだと思う。

やっぱりアイドルを見るのは楽しいなって、好きだなって、久々に文字にしてみて思った。自分がぼんやり考えていたことを文字にする行為は、良くも悪くもその気持ちを強くしてしまうので、暫くぼんやりさせておく生活でもいいじゃないかって思ってたけど、やっぱり好きって気持ちを分解して書き散らすのは楽しいね。次は、竹内涼真様の写真集の感想を書きたい。