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2年振りにフジテレビで放送され大好評だった「Johnny's Countdown」、一方その頃大阪では天使たちが戯れていた

Hey!Say!JUMP 現場

あけましておめでとうございます!!今年もどうぞよろしくお願いいたします!!という訳で、皆さま1年前のことを覚えているだろうか。1年前、こんな事件があったことを。
moarh.hatenablog.jp
要約すると、「フジテレビの放送が無かった前回のカウントダウンコンサート、マッチ無双でジャニヲタを大混乱の渦に巻き込んだ」というところだろうか。あれから1年。今年はフジテレビの放送が2年振りに復活。そして前回のジョーカー・マッチは、最初こそ今回もカウントダウンコンサートへの出演が発表されていたが、直前になって紅白歌合戦との兼ね合いで、カウントダウンコンサート出演をキャンセル。そして近年カウントダウンコンサートの現場へ駆けつけることのなかった嵐が久々に登場し司会を務めたり、フジテレビが用意した企画がジャニヲタの需要をしっかり汲み取った内容のものになっていたりと、昨年のカウントダウンコンサートとは何だったのかと思う程、とても充実した内容のカウントダウンコンサートとなった。

東京でそんな豪華な顔ぶれが勢揃いする中で、今年京セラドームでの単独カウントダウンコンサートの座を射止めたのは、人間界に舞い降りた天使たちことHey!Say!JUMP。KinKi Kids、関ジャニ∞、KAT-TUN等、先輩たちから順に引き継がれていく大晦日の「単独カウコン」のバトン。そのバトンが全員平成生まれの彼らに手渡された。時は平成27年から28年に変わろうとする瞬間。今回私は、東京のカウントダウンコンサートではなく、大阪でこの天使たちとのカウントダウンコンサートにお邪魔して来たので、その話を記しておく。前回のような事件性は無いので、天使たちが如何にして天使っぷりを発揮しながら年を越していたか、そんな話が出来ればと思う。

Hey!Say!JUMPと言えば、2015年はV6と一緒に「24時間テレビ」の二世代パーソナリティを務めたり、個々の活動が精力的に行われたことから、飛躍の年となった。ドームクラスで行われるコンサートのチケット倍率は、これまでのコンサートと比較すると、急に跳ね上がったように感じられる。またメンバーの中でも、伊野尾慧さんの人気の伸び率は凄まじく、コンサート中の歓声量も絶対的エース・山田涼介さんの次につけるような形になったのではないかと思われる。全員が成人していながら「国民の弟」的な可愛さを放ち、また「可愛い」を売りにすることに対して青年としての抵抗が無い、潔く「可愛い」を引き受けてくれる。そんな彼らの様子は度々「天使」と表現されている。

天使たちにとっての初めての単独カウントダウンコンサート、開演早々本人たちもすこぶる浮かれていた。最初の楽曲でもそれぞれが自分のソロパートで「年越し」と歌詞を言い換えてみたり、煽る声にもこの公演に対する気合いが入っていることが伺える。前半が終わったところで、「飛ばしすぎた、コントロール出来なくなってる」と口々に言う程、とにかくこの公演はとても嬉しそうだった。

中でも薮天使は「22時開演だよ?!みんなですごい悪いことしてるみたいだね?!4万5千人で家出してる気分!みんなでプラネタリウム見たいね!」と、普段はみんなをまとめるしっかりものの最年長なのにはしゃぎまくっていた。しかし「4万5千人で家出している」という発想は、25歳男性とは思えないほどピュアだ。そして「プラネタリウム見たい」とロマンティックな設定まで持ち込んでくる抜かりのなさ。その瞬間、我々も瞬時にしてHey!Say!JUMPと共に年を越す「共犯者」になれたことに胸をときめかせたのだった。

今回は時間調整のために普段のMCより8分多く喋らなきゃいけなかった天使たちだが、それぞれが思い思いに今年最後に話しておきたいことを話し出す。「SUPER DELICATE」という真剣に歌い踊っている楽曲の途中で、毎回密かにじゃんけんをしている知念天使と岡本天使。これぞまさに天使の戯れ。しかし最後の公演で岡本天使が出して来たのは何故か指一本だったと訴える知念天使。可愛い。みんなから喋る時に常に手が動いていることを指摘され、「ボディランゲージ」と発音よく答え、全員から「今年最後に滑ったね」と言われる岡本天使。可愛い。「今年最後のお風呂は大ちゃんと一緒に入った」と報告する薮天使。他のメンバーがあのお風呂、2人で入れるの?とざわつき始めるも、「仁王立ちで何故か俺の方向いてシャンプーしてくるの」と報告する有岡天使。可愛い。それに対して「時間が時間だからって下ネタ言っていい訳じゃない」と、突っ込んでくる伊野尾天使。誰も下ネタを聞いているつもりではなかったのに、そこから話がどんどん下ネタ寄りになってくる天使たち。天使だって下ネタが好きなのだ。可愛い。台湾にカレンダー撮影に行った時、朝ホテルの部屋から全然起きて来ない高木天使と有岡天使を、マスターキーで起こしに行った時、どちらの天使も全裸で寝てたことを暴露する他天使たち。「すっぽんぽんで寝てたの」「ご開帳だった」と天使たちはやはり天使の言語でそれを表現してくれる。可愛い。「何で遅刻する人みんなすっぽんぽんなの」というメンバーの疑問に対して「台湾湿度高いじゃん」という言い訳にならないような言い訳をする有岡天使。可愛い。「年明けるのはいいけど、股は開いちゃ駄目だよ」とギリギリセーフでバリバリアウトな忠告をする薮天使。一番そんなイメージから遠い天使たちに、新年早々そんなことがあってはならない。ちなみにその様子は全て中島天使が撮影しているらしく、冗談で「なんと、その映像があります!どん!」とステージの一番大きなモニターを指す中島天使。自由過ぎるだろうが。可愛い。そこからまだ時間が余ってるってことで、毎年恒例天使たち同士でクリスマスのプレゼント交換会をしたことを報告し始める天使たち。尊い。クリスマスに天使たちがお互いにクリスマスプレゼントを贈りあっているなんて、とても尊い。私はよくぞこんな世界に生まれて来れたものだ、と自分の幸運に感謝するしかなかった。

前日と同じ内容のコンサートが続く中、今回のコンサートで最もファンが吐息を漏らした楽曲「Chiku Taku」が始まろうとしていた。しかし、「Chiku Taku」は始まらなかった。「年越しまであと14分ですよー」と別の衣装に着替えた天使たちが登場。まもなく東京ドームとの中継が始まるから、中継が繋がった時には大いに盛り上がってくれ、僕たちが京セラドームを任されてるけど、あとはみんなの盛り上がりにかかってるから、東京ドームには負けないよ、と薮天使は再度我々が「共犯者」の関係にあることを強調する。そうだ、私たちは、4万5千人で家出して来たのだ。4万5千人の家出パワーを、東京ドームに見せつけてやらなければいけない。4万5千人の家出少女(少女じゃない人もいるかもしれない)たちは、目の前の9人の天使たちのために、パワーを振り絞る覚悟を決めた。

ここで突如、「2015年最後にみんなに贈りたい曲があります」と薮天使が言い始める。家出少女たちは目を潤ませながら、天使たちからどんな楽曲のプレゼントがあるのかと心をときめかせる。イントロが流れ始める。
「……We say!ありがとう!」
こ、これは、伝説の楽曲「ありがとう~世界のどこにいても~」じゃないか!あの、世界の「ありがとう」がひたすら歌詞に散らばっている、迷曲、いや、名曲!
www.kasi-time.com
歌詞を読んで頂ければ分かると思うが、なかなかの狂気が詰まっている。個人的には、バイカル湖にスパシーバを散りばめてスパンコールでローマーで休日を過ごすところが、意味が分からなすぎて最高にロックだなと思う。年越し15分前にこの楽曲を持ってくるあたり、天使たちもなかなかロックである。イントロの時点で家出少女たちのざわつきが聞こえた。「2015年最後にみんなに感謝の気持ちを伝えられる楽曲を歌いたいよね!」「俺らの持ち歌の中にぴったりの曲があるじゃん!」「ありがとう~世界のどこにいても~だ!」という流れで天使たちがパフォーマンスすることを決めたのならば、それはとても愛しい。天使たちに罪はない。

そんなこんなで2015年最後に「ありがとう~世界のどこにいても~」を見て爆笑していたら、東京との中継が繋がった。モニターに東京ドームの様子が映し出される。ちょうど、Kis-My-Ft2が「Thank youじゃん!」の歌唱を開始したところだった。「ありがとう~世界のどこにいても~」の次に聴くのが「Thank youじゃん!」。また「ありがとう」かよ!!「ありがとう」の過剰摂取!!もう大丈夫っす、「ありがとう」間に合ってます!!と感謝の押し売りを断ろうとしたが、身体は自然とラッキィ池田さんが振りつけた振りを踊ってしまっていた。嗚呼、我、ジャニヲタ。

そうこうしていると、彼らの出番が近づき始める。「Thank youじゃん!」は実際には彼らの出番の3曲手前だったので、まだ時間の余裕はあったかと思うが、メインステージの自分の立ち位置に立った彼らは、そこから3曲分列を乱すことなく、その場でその時が来るのを待っていた。3曲も手前から立ち位置にスタンバって動けなくなっていた天使たち、緊張していたのだろうか。可愛い。そして「この次来るよー」と誰かが会場に呼びかける。4万5千人の家出少女たちは、ごくりと唾を呑み込む。そして遂に、彼らの出番「ウィークエンダー」が始まった。「あとはみんなの盛り上がりにかかってるからね、東京ドームには負けないよ」と薮天使に言われたことをみんなが思い出す。その瞬間、京セラドームは、これ以上ない程の歓声と熱気に包まれた。家出少女たちの歓声は、今にも京セラドームの天井を破壊し、薮天使の「プラネタリウムが見たい」という願いを、本物の星空で叶えることが出来るのではないかとさえ思った。いや、私には見えた。破壊された京セラドームの天井、そこから見える満天の星空、そこにはきっと天使の願いを叶える流れ星が流れてる。天使たちと一緒に「共犯者」となった私たちは、2015年最後によりその絆を強くした。

そして、その後は「School Girl」という天使たちが戯れるために作られた曲、「Magic Power」という天使たちが可愛い振り付けを踊るために作られた曲を堪能したら、再び東京との中継が繋がった。画面にはKinKi Kidsが「硝子の少年」を歌っている映像が映し出されている。それに合わせて、天使たちはみんなで横一列になり、ジャニーズの一般教養である「硝子の少年」の振り付けを見事なまでに全員で再現する。「楽しい~~踊れちゃう~~」なんて言いながら、天使たち全員で踊る「硝子の少年」はすこぶる愛おしかった。

そして、いよいよ年越しのカウントダウンが始まる。「硝子の少年」で一列になっていた天使たちはそのまま、全員横並びで時間をカウントする。「2015年の」天使たちを見れる時間が一秒ごとに少なくなっていく。時間が僕らを切なくさせたがる。これはWアンコールで歌った「Romeo & Juliet」の歌詞の一部だが、まさに「それな!」と相槌を打ちたくなるフレーズである。そんなことを考えていたら、あっという間に年を越していた。2015年から2016年に変わる時の天使たちは、華やかな特攻の向こう側でそれぞれにJUMPしていた。開演前に友人たちと「年越しの瞬間、JUMP絶対飛ぶよね!Hey!Say!JUMPっていうグループだから飛ぼうよとか言って飛ぶよね!それで俺年越しの瞬間地球に居ませんでしたーとか絶対やるよね!」等と予言者のようなつもりで話していたが、実際には「飛んだ」ということ以外は外れていた。天使たちは「年越しの瞬間地球に居ませんでしたー」をやるほど、中二病ではなかった。中二病だったのは私たちだ。

その後は、ジャニーズWESTの「ズンドコパラダイス」を歌う為にもう一度東京との中継が繋がったことと、関西ジャニーズJr.の面々が歌った楽曲で、私が宇宙一愛しているコール&レスポンス、「I Say 謹賀!You say 新年! 謹賀!\新年!/謹賀!\新年!/」が行われたこと以外は、もう特筆すべきことはない。3年前、正月の関西ジャニーズJr.のコンサートに行った時、初めてこのコール&レスポンスを体験したが、まさか「謹賀新年」という単語がコール&レスポンスに使われようとは。「謹賀新年」本人もきっと驚いていることだろう。あのコール&レスポンスを、京セラドームで再び体験出来るとは思っていなかったので、とてもテンションが上がってしまった。

という訳で、京セラドームで行われた天使たちとそれを見守る家出少女たちのカウントダウンコンサートのレポートはこれで終了する。2015年は間違いなく天使たちのこれまでの活動の中でも重要な通過点になったのではないかと思うので、そんな彼らの特別なステージを拝見することが出来てとても嬉しかった。また今年も、4万5千人の少女たちに家出をさせる天使たちであって欲しい。

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