ジャニヲタの強い味方・peach航空体験記

北海道へ飛んで来た。NEWSのコンサートツアー初日を見る為に、北海道へ飛んで来た。実に10年振りの北海道。コンサート遠征としては初めての北海道。「北海道遠征がしたい」とこれまで幾度となく口にして来たが、そう言うと全国飛び回る系ジャニヲタの勇者たちが口を揃えてこう言う。「北海道ならピーチだよ」と。ピーチ?はて?つい最近まで私は航空会社と言えば、ANAかJALしか知らなかった。ピーチだなんてそんな可愛らしい名前の航空会社聞いたことがない。けれども勇者たちは口を揃えてまた言う。「関空から1万円かからずに北海道へ飛べるよ」と。マジか。安い。行くっきゃない。そう心に決めてからずっと機会を伺って来た。2015年V6のツアーの初日も北海道だったが、落選してしまったので行けなかった。キスマイのツアーは北海道がなかった。そしてここに来てようやくNEWSのツアーの初日が北海道だったので、噂のピーチとやらにお世話になる時がやって来たのだ。今回はそんなピーチ航空体験記を残しておく。今後ピーチ航空を検討するジャニヲタの皆様のために。
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何てったって、運賃が安い!

http://www.flypeach.com/jp/ja-jp/fares/faretype.aspx
勇者たちは「関空から1万円かからずに北海道へ飛べるよ」と言うけれど、実際のところ他にも色々費用が重なっちゃって結局他社とそんな変わらないんじゃないの?と思っていたのだけれど、運賃はまぁ安い。日時やプラン内容にもよると思うけれど、どうやら最安値だと関空から新千歳まで4,890円で飛べるらしい。まさかのコンサート1公演分に満たない。地方の人間が交通費全部足したらコンサート○公演分になっちまうじゃないかと嘆いている横で、ピーチなら「1公演分にも満たないのですわよ、オホホホ」と言いながら飛べる。ちなみに私は早々に押さえておけばいいものを、忙しさにかまけてギリギリに予約したので片道12,000円くらいかかってしまったのだけど、それでも他社に比べたらかなり安い。搭乗日に近くなればなるほど運賃が上がっていくのは、他社と変わらないので、ギリギリでいつも生きていたいからイズムは捨てて、早めに予約するに越したことはない。

でも思った以上に関空が遠かった上、ピーチ専用の第2ターミナルはバスで移動が必要だった

先ほどギリギリでいつも生きていたいからイズムは捨てて、という話をしたばかりなのに、早速ギリギリでいつも生きている話をしてしまうのだけれど、今回の遠征、事前に色々なことを調べておく余裕がなくて、当日行き当たりばったりで行動していた。関空から新千歳へ出発するのが17時、けれども私は15時の時点ではまだジャニーズWESTのコンサート会場である大阪城ホールにいた。そこから関空まで特急列車を使っても1時間かかるという事実にまずびっくり。大阪城ホールの上空を落っこちそうな距離で飛行機が飛んでいるのを見かけたけれど、あれは伊丹さんの方だと思われる。関空がまず遠い。そして関空に到着して更にびっくりしたのが、「第2ターミナル行きバス乗り場はこちら」と書かれていたことだった。えっ、ピーチ航空専用の第2ターミナルにはバスで行くんですか。どうして自分はそれぐらいのことも調べて来なかったのだろうと思いながら、訳も分からずバスに乗り込み、5~10分程先の第2ターミナルへたどり着いた。関空と呼んでいいのか分からない程、第1ターミナルと離れている。よい子のみんなは真似をせず、時間に余裕を持って関空へ向かって欲しい。

手荷物を預けるのにお金がかかる

先ほど貼り付けた運賃のページに詳細が書かれてあるのだけれど、今回私が選択した運賃タイプは、ハッピーピーチだった。こちらのタイプは、機内持ち込み手荷物は無料だが、受託手荷物は有料になる。旅行の際、荷物を少なくまとめることが唯一の取り柄である私は迷わずこちらのタイプを選択した。自分は機内持ち込み手荷物に全てをまとめられる自信がある。ところが直前までジャニーズWESTのコンサート会場で楽しんでいた私は、そこで神山智洋くんの団扇やペンライトを購入してしまい、手荷物が3個になっていた。しかしピーチ側から「機内に持ち込む手荷物は2個まで、預ける場合は金払え」という指示があり、私はもうしょうがないからお金を払う方を選ぼうと思った。しかしいざ手荷物受託カウンターに並ぼうとしたところ「お支払いは下記のクレジットカードのみになります」と書かれているではありませんか。実は私、この歳で1枚もクレジットカードを所持していない。まさかの、手荷物、預けられない事件。けれども機内に持ち込む手荷物は2つまでにしなければならない。神山くんの団扇をこの第2ターミナルのゴミ箱に捨てて行けばよいのか…?いやヲタク魂に誓ってそんなことは出来ない。私は3個目の鞄の中身を全て出し、それを他の2つの鞄の中にぎゅうぎゅうに詰め込んだ。神山くんの団扇は、少し身体をくねらせながら窮屈そうに旅行鞄の中におさまった。神ちゃん、ごめん。ちょっとの間だけ我慢してくれ。荷物が多くなればなる程余計な料金が発生してしまうので、ピーチに乗る時は荷物をコンパクトにまとめる方法を考えておくとよいと思う。

消えた搭乗口とビートルズ来日スタイルの搭乗

無事保安検査をくぐり抜けたら、さぁいよいよ飛行機に搭乗だ、と思いきや、私が知っている搭乗口が見えて来ない。お土産屋さんや売店は勿論あるし、待ち合い用の椅子も沢山置いてあるが、肝心な搭乗口が何処にあるのかさっぱり分からない。というのも、私がイメージしている搭乗口は、もうすぐそばにこれから乗る飛行機が見えていて、その隣では別の飛行機が待機しているという状態。しかし待ち合い室から飛行機は一切見えない。病院や役所の大きな待ち合い室のような雰囲気で、私はしばらく何処から搭乗するのか分からずキョロキョロしていた。本当にここにいて大丈夫なのか、しかしもうここ以外に進める通路も存在しない、何故みんな今から自分が乗る飛行機が見えていないのに慌てていないのか。私は一人困惑していた。やがて搭乗のアナウンスが入り、人が部屋の奥の方に集まり始めたので、ようやくそこが搭乗口であることを理解した。そして、搭乗口の通路を少し歩いていくと、外の光が見えてくる。もしかしてこれは、ビートルズ来日スタイル?!このビートルズ来日搭乗スタイルの命名は友人だが、勝手に私も使用させて頂く。私はこれまで建物の出口から飛行機の入口までが一つのトンネルのような通路で繋がっていて、そこを歩いていくと飛行機に乗れるスタイルしか経験したことがなかったが、ピーチの場合は一旦外に出て、階段を昇って飛行機に乗るスタイルだった。この階段を昇って直で乗り込む方法が、ビートルズの来日を思い出させると友人が言っていた。

可愛い機体、可愛いCAの制服

このブログを書くならば全ての様子を写真におさめておくべきだったととても後悔しているが、最も後悔しているのがピーチの機体写真。何と言ってもピーチのイメージカラー・ピンクに染まった機体はめちゃくちゃに可愛い。飛行機に対して可愛いなんて思ったことなかったけど、ピーチの機体は可愛い。女子の好きなピンク色。そしてそのピンク色の制服を来たキャビンアテンダントが可愛くない訳がない。キャビンアテンダントと言うと、厚めの化粧でスカーフを首に巻いていてちょっと何処か気を張っている強い女という印象があったけど、ピーチのキャビンアテンダントはファッションモデルも出来そうなカジュアルさがあるような気がした。ピンクが似合う女はそれだけで何かに勝っている、ととある小説の一節を思い出した。

狭い座席、アナログな確認方法

機内に入って一瞬で感じ取れたのは、座席が狭いということだった。横幅は恐らく他社の機体とそう変わらないと思うが、前の座席とのスペースがとても狭かった。これは狭所恐怖症の人とか大変なんじゃないかと思った。手荷物は1つは座席の上に収納し、もう1つは前の座席の下に置いていたが、飛行中に何度も取り出したりしまったりということは出来なかった。また、トラブルがあった場合の対処法について、離陸前に説明があるが、ANAは全てビデオを流して見てもらう方法を取っているのに、ピーチはまさかのキャビンアテンダントが前に立ち実践する方法を取っていた。アナログ。救命胴衣の膨らませ方をやっているのに、実際には膨らませないので、本当にこれでよいのかと思った。そして、離陸直前シートベルトがしっかりしまっているかどうかの確認もキャビンアテンダントが全席まわって行っていた。「シートベルトの金具の部分が見えるようにしてください」と言われ、もう寝る準備に入っていた人たちもその時はシートベルトを見せる為に体制を変えなければならなかった。着陸時もしかり。アナログ。帰りの飛行機はANAだったが、新千歳―羽田間も、羽田―高知間も、シートベルトについてそんな確認はしていなかったので、各社どんな決まりになっているのか気になった。

という訳で初めてのピーチ航空体験を終えた。新千歳空港の到着場所は、特別離れているというようなこともなく、スムーズに出口までたどり着けた。帰りにANAを利用したので、やはりお金を多く払う分だけあってANAは便利だなと思う部分もあったけれど、ピーチのコストパフォーマンスにはやっぱり夢があると思った。今回利用したことで、他の行き先にも目が向いてしまい、ピーチのHPを見ながら香港や台北に旅行する自分を想像してしまった。

少しでも交通費を節約して、グッズやその他の出費にお金を回したいと思っているジャニヲタにとって、ピーチは強い味方。好きなアイドルに会いにいく飛行機がピンク色ってのもちょっと甘酸っぱい。私もまた北海道に遠征することがあれば、ピーチにお世話になろうと思っている。