2025年買って良かったもの

私はこのブログでベストバイ記事を書いたことがあっただろうかと検索したら、去年末に書いていてびっくりしてしまった。年をとればとるほど、自分が過去にした経験がいつのことだったか、そして実際に行ったことなのか、計画だけ立てて実際には行わなかったことなのか、どんどん曖昧になってくる。それは記憶力が悪くなっているというよりは、経験量が増えて覚えておけるキャパを満たしてしまいひとりでに記憶が溢れ落ちていっているという感覚に近い。若い時はそれが「記憶力の衰え」だと思っていたけれど、いざ自分が年を重ねてくると「いやそうじゃないんだよ」と抗いたくなってしまう不思議だ。しかしそういうときのために私たちはこうしてブログに記録しているのだ。もうすでに忘れてしまっている出来事やそのときの感情をちゃんと冷凍保存しておいた自分グッジョブだ。というわけで、今年買って良かったものを、きっと忘れてしまうだろうから記録しておく。

  • 富士ホーロー 蒸籠

今年はひたすら蒸して生きていた。蒸籠ブームなので敢えてそのメリットを説明するまでもないと思うが、蒸籠が私の自炊ハードルを下げてくれた理由として「後片付けが楽」というのが大きい。料理をしようとするとどうしても調理器具の後片付けが面倒なのだが、蒸籠は油でギトギトになることもないし、クッキングシートを敷いているので残ったものはそれごと捨ててしまえば良い。後片付けの大変レベルがかなり低い。最初のうちはInstagramで蒸籠レシピを発信している人たちの情報を参考に蒸し料理を作っていたが、もっと楽にそして食材の無駄なく飽きない蒸し料理がしたいと思い、最近はAIに「①腸活を意識した」「②ビジュが良い」「③手間がかからない」「④節約になる」「⑤飽きない」蒸籠レシピを提案してもらっている。たまに「⑤飽きない」が無視されて二日連続似たようなメニューを提案してくることもあるが、今のところこの方法が自分の生活にちょうど良くおさまっている。レシピを考えること、意外とストレスだったことに気づく。「①腸活を意識した」が上手く機能しているからか、3週間で3kg体重が落ちた。運動なし、ただただ夜ごはんを蒸籠にしただけで嬉しい副産物。来年も続けていきたい。

  • Apple AirTag

去年の買って良かったもの記事でも書いたが、私は毎年夏の終わりに日傘を紛失してしまう。2年連続で失くしているので、もう今世では己に日傘を大切に持ち続ける能力は備わっていないと諦めていた。しかしそこにAirTagを導入してみることにした。ご存知の通り、iPhoneの「探す」アプリで他のAppleデバイス同様に場所を表示することができる。このAirTagを日傘に付けておけば失くしたとしても一定距離離れたタイミングでiPhoneで通知を受け取ることができる。私にとって画期的なアイテムだった。そして今年も私は夏の終わりに日傘を飲食店に置いて帰った。少し高級なお店だったので、入店時に傘をお預かりしますと店の人が預かってくれ、退店時に何も声をかけられず店を出てしまった。今回の日傘置き去り案件で私の落ち度はいつもよりやや低い。お店を出て10分ほど、駅の改札に入って人と別れた後、iPhoneの「傘が手元から離れました」の表示に気づく。慌てて駅員に入場を取り消してもらい店に向かい事なきを得た。2025年の夏の終わり、私は日傘を失くさなかった。AirTagのおかげで今世で諦めなくても良いことが一つ増えた。

  • タイムコーディネート手帳

time-coordinate.stores.jp
毎日毎日観たいエンタメに追われている。2025年は毎クールドラマを20〜40本観るようになり、その他にも観たいエンタメが増えた。やりたいこと、観たいものが多すぎて、ずっと時間に追われている感覚があると思っていたところ、タイムコーディネート手帳に出会った。タイムコーディネート手帳をつくっている吉武麻子さんの著書『目標や夢が達成できる 1 年・1 カ月・1週間・1 日の時間術』は去年読んでとても良かった。時間管理の本を去年他にも何冊か読み、時間に追われてやりたいことができていないと感じている人は、そもそも自分が持てる時間を正確に把握できていないことが多いと書かれていた。それをこのタイムコーディネート手帳を使い始めて強く実感した。一週間のスケジュールが書けるバーチカルページには当初「予定」よりも「記録」を付けるようにした。自分がどのように時間を使ったかを簡単に書き記していくことで、意味のあることに時間を使いたい気持ちが強くなり、だらだらとTikTokやXを見て過ごしていた「行方不明時間」がなくなった。あと丸一日オフで何でもできる日よりも、何かの予定が入っていてそれを軸にタイムコーディネートした日の方が自分は成果に繋がりやすいと気づけた。一週間の終わりには「成果」「改善」「手放し」を書くスペースがあり、日曜日の夜にこの一週間のことを振り返るのが習慣になりつつある。その他にも最初のページには、MISSION / VISION / VALUEを書くページがあったり、プロジェクトシートがあったり、仕事でも使えそうだが、それを自分の人生に当て嵌めて考えるのも楽しい。この手帳のおかげで、時間に追われる感覚から、自分が時間を追いかける感覚に変わった。2026年の手帳に迷っている人におすすめ。

  • WOSADO つけまつ毛

去年の引っ越しをきっかけに近所のサロンの価格帯が上がりまつエクをやめた。久しぶりに自睫毛を育てマスカラでボリュームを出す生活に戻ったが、私の瞼の皮膚は敏感で、海外ブランドの化粧品を使うと腫れてしまう厄介者だった。日本製でも良いマスカラはたくさんあるのだけれど、徐々に徐々に睫毛モチベが下がっていき、自然と顔全体のメイクモチベも下がっていた。そこに現れた救世主が、マグネットつけ睫毛だ。マグネットなのでもちろん敏感な私の皮膚への影響ゼロ、マスカラのようにパンダ目になることもない。最高じゃないですか。最初こそ自分の目の形に合わせて装着するのに苦戦していたが、慣れてきたらそんなこともなくすぐ装着できる。そして強風が吹いてもくしゃみをしても基本的にズレることはない。そして何度でも使えるのでマスカラよりコスパが良い。最高じゃないですか(二回目)。久々に自分の目に宿ったフサフサの睫毛が、顔全体のクオリティを底上げしてくれている。マグネットでつけまつ毛というイノベーションを起こしてくれた人に大拍手。

  • mine シール帳


例に漏れず今年私もシールを買い集めるオタクになった。今や全く手に入らないボンボンドロップシールだが、私が手を付け始めた9月ごろはまだサンリオなどの人気キャラも豊富に販売されていた時期で、その頃にひたすら集めまくっていた。シナモロールが好きな姪っ子には、シナモロールのシールと一緒にシール帳も買って送った。たぶんだけど私は小学生のときシール交換の文化に触れていない。ドラマ『ブラッシュアップライフ』にシール交換をする描写があって、懐かしい〜と同世代が言っていたが、たぶん私はシール交換をしていない。幼なじみたちもきっとしていない。シール交換経験ゼロのまま大人になってしまったので、あの時していなかったことを取り戻すかのようにシールを集めた。大人は欲しいシールを自分で買えてしまうので、交換する意味はあるのか?と当初思っていたが、この前初めて友人とシール交換をしたときに、ちょっと興味はあったけど自分で買うほどではないシールを交換してもらった時に、これが交換の醍醐味かと理解した。30代で初めてシール交換をするとは思ってもみなかった。そんな私のシール帳は全てこの「mine」シリーズで揃えている。ロルバーンを挟んで「ロルマイン」にするのも可愛い。

という訳であまり大きな買い物はしていないが、これが2025年私の生活を整えてくれたアイテムたちだ。去年はベストバイとして買って良かった本の紹介もしていたようだが、今年はベストエンタメ作品を年明けにyomyomの連載で紹介する予定なのでそちらをぜひ見て欲しい(本以外にもライブ・映画・ドラマのベストを紹介予定)。
こうやって振り返ってみると、2025年は「できなかったことをできるように整えた年」だったのだなと思う。全てのアイテムがこれまでの自分を見直すために必要なアイテムになっている。皆さんが今年整えるために使ったアイテムがあればぜひ教えてください。