1/21放送のラジオ「テゴマスのらじお」でメールが採用されていた話

たった5日前にこんな記事を書いたばかりだというのに、またしてもこの手の記事を書くことになるとは思ってもいなかった。前回の記事で「また機会があれば投稿してみたい」等という締め方をしていたのが小っ恥ずかしい。「また機会があれば」なんてのは方便で実際にはもうとっくに投稿済みだったのである。そしてまた、読まれていた。

話は年末に遡る。クリスマスの少し手前に私は合コンを楽しんでいた。友人が、先日ナンパしてきた男に合コンのセッティングを頼んだから行こう、と言うのでナンパしてきた男なんて信用ならないのでは、と思いながらも参加した。その合コンが思いのほか良かった。見た目もよし、話も上手い営業マンが揃った合コンで、歳は2~3個上だったが、こんな男性がまだ身を余らせているなんてことがあるのだろうかと、女性陣全員で色めきだった。が、やっぱり世の中そんな美味い話はなかったのである。友人にナンパして来た幹事の男性は、既婚者であり尚且つ子持ちであることが後日判明し、一緒に来ていた他の男性陣も既婚者ではないにせよ恋人が居る様子だった。美味しい話にはしっかり穴があった。核心に触れようとすると上手いこと話をはぐらかされたり、思い返せばアレもコレも辻褄が合う。騙されたとまでは言わないが、一度色めき立った分、後味の悪い形で終止符が打たれた。

そんな合コン話を苦い思い出として心中に留めておくことが出来なかった私は、これをアイドルのラジオに投稿することで昇華することにしたのだ。普段なら絶対そんなことを思いつかないのだが、年末大阪遠征へ向かうバスの中が暇だったあまりに、ポチポチとアイドルへのメールを打ち始めた。そして作成したメールがこちら。

テゴマスのお二人、宮島さん、こんにちは。いつも楽しく聴いています。
先日、合コンに行って来ました。そこで下ネタを連発する男性が居ました。私はあまり下品な話が好きではないので、その話を広げないように最小限の相槌を打つ程度の反応にとどめていたのですが、隣の友人はその話にクスクスと笑っていて、男性の話を楽しそうに聞いていました。
男性本人に、下ネタに対して、笑ってくれる女性の方が気が合って良いのか、笑わない女性の方が品があるように見えて良いのか、尋ねてみたところ、「どっちも好き」と回答されました。
テゴマスのお二人は、下ネタに対してどっちの反応をする女性が好きですか?また宮島さんはどちらのタイプですか?今後の参考の為に教えてください。

テゴマスと一緒にラジオのパーソナリティをされている宮島咲良さんにも見解を聞こうと思って最後の二文を書いていたのだが、放送ではテゴマスへの問いかけまででカットされていた。前述の「核心に触れようとすると上手いこと話をはぐらかされていた」とはまさにこれであり、合コンの際、話の中心になっていた男性が、ほぼ全ての話題を下ネタに繋げて上手いこと宙に浮かせる話術の持ち主だった。しかし彼があまりに下ネタを連発するので、女性陣4人中3人が無表情になり、痺れを切らした私が流れを打ち切る為に上述の質問をしたのだった。しかし「どっちも好き」という彼は、笑ってくれる女性は自分の話に乗ってくれてて嬉しいし、笑わない女性ももっと欲しいのかなって弄り甲斐があって良い、という内容で誰も排除しないその回答に、結局私が面食らった様な形になった。その後「逆に女性陣は、オープンな男性と、ムッツリな男性なら、どちらが良いのか」という質問をされて、合コンは盛り上がったのだが、その話は今回主でない為、そろそろテゴマスの回答を見てみよう。

手越:ほぉ、ほぉ、難しいなぁ。
増田:難しいね、でもそれ聞いたんだね。「それどういう反応して欲しいの?」って聞いたってことだね。
手越:どう?
増田:凄い自分よりグイグイそういう話してたら引くよね。
手越:引くね、引く、引く、引く。完全に引くね。合コンってことは仲良い関係じゃなくて初対面ってことですよね。
宮島:そうですよね、きっとね。
増田:それで下ネタぶっこんで来るってことは、結構なそういう男の人ってことですよね。
手越:和ませようと思ったのかな?どうなのか分かんないけどな。
宮島:どの程度なのかがちょっと分からないですけどね。
増田:和ませようで下ネタを挟んで来るってことはちょっとね、そういう奴なんだろうな。
宮島:(笑)
手越:まぁ頼っちゃってるわな、その武器に頼っちゃってるわな。
増田:どうなんですか?初対面の人に下ネタ言われたら?
宮島:あんまり夜のお話とかは嫌ですね。
手越:なるほどね。でも俺どっちつかずが良いな。空気読める人が好きだから、なんかみんな楽しそうにしてるのにちょっと私はっていう顔してる子も嫌いだし、結構多いのよ現場とかで。ムスっとしてる人居るじゃない中には。か、何かちょっと言った時に「うわマジ面白い~!その話はっは~!」っていうのも嫌なのよ。品がないとか、引いちゃうとか。そんな来る?みたいな。普通ににこっと笑ってるくらいがそつないじゃないけど、クスクスくらいが俺はやっぱり良いかなと思う。
増田:じゃ正解は「クスクスてへぺろ」くらいが良いですね。
手越:あぁ、「クスクスてへぺろ」良いですね。僕はそれが良いかなって。
増田:そうだね、じゃあ正解なんだよね。
宮島:お友達が正解なんじゃないですか。
増田:ただ、「どうして欲しいの」みたいなのを聞いちゃったら、男も行きづらいみたいなところあるだろうね。
宮島:あぁ、そっか~~!
増田:だって「そのネタってどういう風に受ければいいの」みたいなことでしょ?だからギャグ説明しなきゃいけないみたいなことになるもんね。もうその次のギャグ出す時のなんか手札を見返すよね(笑)。
宮島:なるほど(笑)、お気を付けください。
手越:新たな、新しい質問だね。今までこんな内容無かったよね。こういうタイプの、対男性でこうだったんですけど、こういう時どうすれば良いんですかみたいな。
増田:話しづらい部分もあるよね、なんかね。
手越:面白いけどね。

増田さんに痛いところを突かれたものの、アイドルが自分の質問に対して真剣に回答を考えてくれるのは大変有り難く、次回の合コンからは「クスクスてへぺろ☆彡」を心がけていこうと気合いを入れ直した所存。メールが採用されたのはとても嬉しいのだが、時間が経過して冷静になると「何でこんなメールを送りつけたんだw」という過去の自分に対する後悔の念もあり、そして忘れちゃいけないのが、私、同内容のメールを、「テゴマスのらじお」以外にもジャニーズのラジオ数番組に送りつけているのである。年末のテンション恐ろしい。送っておきながら、どうか他では採用されないでくれと今神に祈っている。メールを送ったのが12/29。ひとまず1月中はヒヤヒヤしながら過ごさなければならない。前回中山優馬くんのラジオに採用された際にラジオ投稿には「絶妙なつまらなさ」も必要かもしれないということを書いたのだが、今回の私のメールはそれにとても近かったのではと思った。今回の話題を提供してくれた合コンの男性たちよ、ありがとう。これで後味の悪かった合コンの思い出も無事に成仏出来る。