ジャニヲタをする上で自分自身に課しているルール #ジャニヲタセブンルール

「誰しも自分自身に課しているルールがある」という言葉から始まる『セブンルール』という番組が大好きで毎週録画で見ている。
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働く女性に密着し、その中から番組がその人の7つの習慣やルールを切り取って紹介していく。そこから人の信念が垣間見えるのが好きで、様々な考え方を参考にさせて頂いている。そんな大好きな番組をなぞって、今日は私が「ジャニヲタをする上で自分に課しているルール」を並べてみたい。他人が自分を見て切り取ったルールと、自分が自分で切り取るルールとでは少し違ってくるのだろうけど、誰かに密着してもらう訳にもいかないので今回は自分で切り取る。そしてハッシュタグ「#ジャニヲタセブンルール」でみんなのルールも教えて!という狙いもある。むしろそっちがメインかもしれない。

新しいPCを買ったらパワーポイントを使えるようになったので、今回はパワーポイントで作った本家に寄せた図で紹介していきたい。
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それでは、セブンルール始まります。


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ジャニーズタレントは日々様々なテレビ番組に出演している。私はそれらを出来るだけ多く見たいし、ジャニーズが出ていないドラマも毎週録画にして見ている。週何十時間と録画をしてくれる働き者の私のレコーダーを、同じくらいのペースで消化していくには、スピード感が求められる。1時間の番組でも、1.3倍速+CMスキップすれば半分くらいの時間で見ることができる。なので私はテレビ番組を見る時は、ほとんどリアルタイムではなく、この方法で後から追いかけることが多い。しかしドラマ等Twitterのタイムライン上で一緒に追いかけて感想を共有したい時もある。その時はお尻だけ同じになるように、番組開始の15分後から1.3倍速で再生することにしている。そうすると、番組が終わる頃には私も同時に見終えて、リアルタイムで感想を投稿することができる。再生するまでの15分間は他の番組を見ることができるし、他の用事を済ませることができるので、効率的な方法としてやめられない。ちなみにそれで内容聞き取れるの?と聞かれることが多いが、最初の内は聞き取れないこともあったが、耳が慣れて来てよほど滑舌が悪い等ということがなければ十分に聞こえる。ただ流れてくる音楽は速いリズムで覚えてしまうというデメリットもある。Hey!Say!JUMPの『Give Me Love』はドラマを見ながら1.3倍速のテンポで耳が覚えてしまっていたので、本当のスピードで初めて聴いた時、こんなにゆっくりしたテンポだったのかとびっくりした記憶がある。

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様々なグループのコンサートに足を運んでいるので、すべてのコンサートに対してこのルールを守れている訳ではないけれど、今一番見たいと思っているグループのコンサートは、絶対に初日を見に行くようにしている。千秋楽よりも初日派。理由としては二つあるのだが、一つ目はまず「何の前情報もなく自分の感性のみで受け取りたい」というのがある。コンサートが始まるとTwitter上には様々レポや感想が自動的に流れてくる。誰かのフィルターを通したコンサートの感想もとても良いのだけど、まずファーストインプレッションは自分自身で感じ取りたいという気持ちがある。自分が行く日までネタバレを見ないようSNSを開かないという方法もあるけれど、そんなに我慢強い人間ではないので、基本的に「自分が初日に行く」ということで解決している。二つ目の理由としては、「初日にしか見れないものがある」だ。コンサートの初日って入念にリハーサルを重ねていたとしても、お客さんが入ってみないと分からないこともあるようでバタバタと過ぎていき、その翌日には演出の微調整が行われることがある。いつ足を運んだとしても同じものを見せるのがプロという考え方もあるが、アップデートされる前の原本に私は特別な魅力を感じてしまい、いつも初日を見ることを欠かせない。そこで何を感じ取ってどう変化するのかにも興味がある。

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高知に住んでいると、どの公演に行くにも基本的に遠征になる。馬鹿にならない交通費を払って見に行くのであれば、より多くの公演を見て帰って来たいという気持ちが強く、遠征時には、他にどこかでアイドルを見られる現場が無いか調べてしまう。軸として見たい公演が夜にあるとすれば、昼間に他のアイドルを見て現場を梯子する。体力は消耗してしまうけれど、一気に複数のアイドルを目にすることができ一回の遠征で倍の多幸感を味わうことができる。ミーハー心で足を運んだ現場で、すっかりそのアイドルの虜になってしまい、リピートすることだってある。「たまたま見ることができた」という偶然は、運命を感じさせてくれ、そのアイドルを好きになる気持ちを加速させてくれる。

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これはルールというより信念のようなものだが、アイドルを長く応援していると、それが永遠のものではないことを実感する機会が多い。お金や時間のことを考えて、行くべきか否か迷っている時は、この「行かずに後悔より行って後悔」という言葉を思い出して判断するようにしている。自分が見るステージがそのアイドルの最後のステージになるかもしれない、と毎度危惧しなければならないのは精神的負担が大きいが、逆にアイドルは永遠にステージに立ち続けてくれていても、いつ自分自身がどうなるかは分からないということも念頭に置いておかなければならない。それならば、行ける内に後悔なく楽しんでおくのが良い。アイドルの人生も、自分の人生も、同じペースで時間は流れている。

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先日東京遠征した時に「ジャニヲタになる前からブログを読んでました」だとか「ジャニヲタじゃない友人もブログ読んでます」という言葉を頂く機会があって、とても嬉しかったのだが、ブログはできるだけジャニヲタじゃない人に読んでもらえるように書いている。私は「世の中のみんなジャニヲタになれば良いのに!」と思っているところがあり、楽しいこの世界に誘いたい欲が強い。けれども強引に誘われたところで乗り気になれないというのは自分が逆の立場であればよく分かることなので、じわじわと「ジャニヲタって楽しそうだな」と思ってもらいたいという密かな野望がある。ここに書いている時点で密かでも何でも無くなってしまうのだけれど。私というフィルターを介して、誰かのファンが増えてくれたらいいなぁと思いながら貪欲にブログを書いている。

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様々なエンターテイメントに幸せにしてもらっているので、「好きだ」と思ったらしっかりそのコンテンツにお金を落としていきたいと思っている。コンサートを見た時に、一番パフォーマンスが印象に残ったアイドルがいればその子のグッズを買う。感動した映画があれば回数を重ねて見に行く。好きな作家の小説は単行本と文庫で二度買う等。微力であれど、自分が楽しませてもらったものには敬意を払うべく、しっかりと製作者にお金が入る公式な方法で払っていくようにしている。それがコンテンツの発展やアイドルの成長に繋がるのであればそれ以上のことはない。「好きだ」っていう気持ちの表現の仕方は色々あるけれど、どうにもこうにも言語化出来ない時は、お金という物質で解決するとすっきりする場合もある。

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最後のルールはもっと気の利いたことが言えたなら良かったのだけど、自分の中のルールを提示する時にこれは欠かせないことだと思った。20代前半頃は私も生活の中心にアイドルがあって、それはそれで楽しかったのだけれど、振り返ってみるとそのために経験できなかったことも結構あるような気がしている。アイドルが主人公で自分は脇役だと思って過ごして得られた客観性もあるけれど、それは自分の人生に対する責任を放棄していたことにもなるので、アイドルはあくまで私の物語の中心に置いてはいけないと20代半ば頃にようやく気付いた。自分の人生が上手くいかないことをアイドルのせいには出来ないし、アイドルは自分の人生を豊かにしてくれるほんのピースに過ぎないのだという気持ちを忘れてはいけない。そのために生活の中心にアイドルを置かない、ということをマイルールの軸にしている。そしてきっとアイドルもそれを許してくれると信じている。


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以上が私の「ジャニヲタセブンルール」だ。共感できるところできないところ様々あると思うけれど、自分の中でルールを決めておくと他者と比較してしまうことも少なくなる。みなさんがどんなルールや信念に基づいてジャニヲタ活動をしているのかハッシュタグ「#ジャニヲタセブンルール」で教えて欲しい。