6/6 キスマイBUSAIKU!? 「セクハラで困っている同僚の助け方」

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先週のキスマイBUSAIKU!?から今週のキスマイBUSAIKU!?までの1週間、一切のジャニーズを見ることを自分に禁じていた。私は1週間のジャニヲタ卒業に成功したのだ。逆に言えば1週間でジャニヲタ卒業は失敗に終わった。主食を食べられないとなると人は弱る。代替として女子アイドルの中にいるボーイッシュな子にうっかり恋をしてしまいそうになったりしながら、私は本日意思弱く復活を遂げた。普段は朝仕事行く前に録画消化などしないのに、今日は朝からキスマイBUSAIKU!?を見た。渇ききった私の身体はどんどん満たされ、梅雨を迎え大豪雨の中、気分は晴れやかに出勤した。ジャニーズ万歳。

先日Facebookを覗いていたら驚くべき投稿があった。普段から友人と買い物に行ったりカフェにお喋りに行ったという投稿の多いお洒落ガールの友人が一人いる。彼女は非ジャニヲタであるが、ふとたまにキスマイBUSAIKU!?の話を投稿することがある。キスマイの他の番組については触れているのを見たことがないのに、キスマイBUSAIKU!?の話は月1くらいでする。その投稿は男友達含めた男女6人くらいで飲みに行ったという話だったが続けてこう書かれていた。「今度男子メンバーにキスブサやってもらうことにしたのー♡誰が一番かっこいいかなー♡」衝撃である。キスマイBUSAIKU!?とは、あの木曜日の深夜にキスマイメンバーがやるから面白いのだと思っていたのに、それを身近な男共にやらせて楽しむ輩がいたとは。何それ、羨ましい。要するに彼女はマイコとなり、男友達が代わる代わる彼女をときめかせるために全力を捧げる訳である。そんな遊びあってたまるか。しかも男性陣もこのキスブサルールを理解しているからこそ成り立つ遊びであり、あぁとうとうキスマイBUSAIKU!?は、たまごっちくらいポピュラーな娯楽になったのだなと思った。全国の飲み屋で行われるキスブサごっこ、超見たい。

前置きが長すぎた。今回も大して上手くもないし大して上手くなる必要もないのに、また絵を描いてみた。みっくんの可愛さを表現する言葉が見つからないのでせめて絵でその可憐さを表現したいと思ったのに、言葉以上に現実に追いつかなかった。自分の表現力の乏しさに憤りすら感じる。今回のテーマは「セクハラで困っている同僚の助け方」。一瞬みっくんがセクハラされる役かと思って、今回ばかりは私も応戦するべきなのでは、とテレビの前で勇み立ったが、セクハラされるのは佐藤だった。良かった。

3位で呼ばれた時のみっくんはぐしゃっとしていた。嬉しいのか悔しいのか分からなくて感情がぐしゃっとしたのと一緒に顔もぐしゃっとした。ぐしゃっとしたみっくんも可愛いので問題ない。しつこく佐藤を誘う上司に飛び切りの笑顔で話しかけ「佐藤さんとの食事は順番待ちなんですよ、次は僕の番なんで」きょろきょろと動くビー玉のような黒目が蛍光灯の光を反射して煌く。悪戯っぽく笑った口から見える白く並んだ小さな歯が小動物を連想させる。しかしその後みっくんは衝撃の台詞を吐く。「もしよかったら僕と一緒に食事行きますか?今日」ゴッッッ。鈍器で頭をぶたれたようだ。佐藤を助けるために上司を食事に誘うみっくん。先ほどまで佐藤に向けていた羨望の眼差しを、私は突然上司に向けることになる。上司も驚きの展開である。可愛い可愛いと思っていた佐藤をご飯に誘っていたのに、隣から話に割って入って来たみっくんがよく見たらとんでもなく可愛い、しかも俺を誘っているではないか。カーンカーンカーン、鐘は鳴った、勝者、北山宏光。敗者、私。「こういうかわし方も一緒に勉強していかないとね」と最後に付け足すみっくんだが、残念ながら全然かわせてない。今日も私の様な女が執拗にみっくんに対して思いを拗らせこんなブログを書いている。もっと私が絶望するぐらいかわしてくれ。

みっくんが一発目だったので後は随分気持ちを落ち着かせ静かに見ていたら、次週予告で「結婚式直前に新婦にかける言葉」と来たもんだから、久々に勉強机の一番大きい引き出しを覗いてタイムマシーンが無いか探した。行きたい。今すぐにでも来週に行きたい。残念ながら私はのび太ではなかったので、引き出しの中にタイムマシーンはなかった。また一週間を生きなければならない。憂鬱な日々を飛び越えることは出来ない。梅雨時期は気分が下がり気味なので雨の日がやってくると私はキスマイの「雨」という曲を聴く。あの曲の大サビで床をなぞりながら歌うみっくんが最高だから。次の一週間も「雨」を主食に生きるしかない。