私が選ぶあさイチ井ノ原快彦さんの名場面ベスト25(2013年度下半期)

遂に本日より新年度がスタートです。2013年9月から毎日録画してきた「あさイチ」との付き合いも半年を経過しました。雨の日も風の日も、井ノ原快彦さんを見て心を晴れやかにし、土日祝には「あさイチ」の放送がないことから生まれて初めて土日祝の存在を憎み、しかし月曜日から金曜日の間は毎日欠かさず井ノ原快彦さんが生きていることを確認出来る「あさイチ」という番組にはやはり感謝しかありません。少し髪の毛が伸びた、今日はいつもより目が開いている、毎日滑り知らずの絶妙なトーク展開、誰からも愛される要素を備えたマスコットとしての「イノッチ」を毎日観察して来ました。それはまるで腹を痛めて産んだ我が子の微々たる変化も見逃さない母親のように、または毎日しつこく好きな対象を追い掛け回すストーカーのように、どちらかと言えば後者の匂いの方が強いのではということに気づいてしまっても、あなたの心の中に締まっておいて下さい。私も必ずしもこの半年間すべての「あさイチ」に満遍なく目を通せている訳ではありませんが、気になった点を毎日少しずつ抽出してTwitterに残しておいたので、今回はその中から私が好きだった名場面ベスト25を記しておきたいと思います。

  • 第25位 2013年11月21日「人間ぜりでピンチを凌ぐ井ノ原さん」


あさイチ」では毎日募集するFAXテーマというのがあり、たまに出演者にも何かありますかと振られることがあります。大抵みんな事前に考えて来ているのでサッとゲストの方々も答える訳ですが、井ノ原さんは回答するごとにきちんとオチがついていて、有働さんに「いっぱい話持ってるね」と毎度言われています。

  • 第24位 2013年10月2日「応えに鍛えてって言っちゃって泣いた幼少期の井ノ原さん」


こちらもFAXネタですが、本当に井ノ原さんの人生がネタの宝庫なのか、一人の人間の人生にはこれぐらいネタがあるのに我々が忘れてしまっているだけなのか分かりませんが、間違えてもぺろっと舌出してその場をやり過ごして来てそうなイメージの井ノ原さんですが、最終的に言えなくて泣いたってのがツボです。幼少期井ノ原さん可愛い。

  • 第23位 2013年10月22日「CDの包装は簡単に剥けてはいけない」


井ノ原さんと言えばポジティブ思考の塊の様な方で、私もその考え方には毎度唸っているのですが、この時の返し方もさすがでした。早く聴きたいと焦る気持ちが、聴くまでの気持ちを高めている、その場で思いついた様に喋っていましたが、これが井ノ原論です。

  • 第22位 2013年10月15日「お疲れの井ノ原さん」


ない。私の人生を振り返ってみたところ、そんなこと一度もない。月曜~金曜の朝NHKに出社する、サラリーマンと同じ様な生活をしている井ノ原さん、ちょっとお疲れなのではと心配した場面。

  • 第21位 2013年12月3日「姐さんがいないと何にも出来ないんだよ、の井ノ原さん」


これは少し流れを補足しておきたいですが、FAXテーマ「今年中にやめて欲しいあの人の○○」に対して有働さんが「私井ノ原さんにあるんですけどいいですか、何でもあさイチで人々をフォローし進行もやるじゃないですか、その上手な進行ぶりを辞めて頂きたい、最近どっちがNHKのアナウンサーか分からない」という褒め言葉として井ノ原さんに愚痴を零した訳ですが、急に褒められたものの普通に否定しても面白くないので井ノ原さんが編み出したのが「姐さんがいないと何にも出来ないんだよ!」という小芝居。この二人のやり取りに付き合わされたゲスト陣が白い目で見ていたのが面白かったです。

  • 第20位 2013年11月22日「しりとりで“る”になった場合、ルビーの指輪ってよく使いませんでした?」


私が見たあさイチ史上最も無駄なコメント第1位がこれです。「あさイチ」で先に井ノ原さんの人物像を捉えてしまうと、その他の場面での井ノ原さんを知った時、その狂気っぷりにびっくりするのですが、突拍子もない様なことを言っちゃったりやっちゃったりする井ノ原さんの元々の性質がこの時ぽろっと垣間見れたんだと思います。

  • 第19位 2013年10月29日「井ノ原画伯の狂気」


そうですこれが先ほどお伝えした井ノ原さんの「狂気」の一例です。火曜日はフリップに回答を書くクイズのコーナーがある訳ですが、その度に絶妙なキャラクターを生み出していく井ノ原さん。この時はフリップいっぱいに得体の知れない物体(※カブです)を書きなぐるという手法で視聴者を驚かせましたが、この後も何度かこの手法が登場しその度に周りは気持ち悪がり、井ノ原さんはしてやったりの顔をしています。

  • 第18位 2013年10月29日「続・井ノ原画伯の狂気」


上記の井ノ原画伯の「狂気」の続き、裏面にまでびっしりとカブの絵を敷き詰めていた井ノ原さん。人を驚かせたり笑わせたりしたい井ノ原さんのひょうきんさが十二分に発揮された場面でしたが、有働さんやつるのさんからはやれやれという反応を貰ってました。

  • 第17位 2013年10月17日「俺が入ってるから大丈夫」


「俺が入ってるから大丈夫」には妙に納得させてしまうパワーがありますが、井ノ原さん自身もそう簡単にジャニーズの世界で生き残って来た訳ではないけれど、ジャニーズに夢見る少年たちに自分を引き合いに出して「誰でもなれる」と夢を与えていく姿はやっぱりアイドルだなと思います。

  • 第16位 2014年1月7日「高速道路のSAでソフトクリーム買って食べちゃう井ノ原さん」


あさイチ」の醍醐味と言えばゲストにつるの剛士さんや杉浦太陽さん等のパパドルが登場することですが、この時のつるのさんと井ノ原さんの意気投合っぷりは特に可愛かったです。子どもと一緒になってソフトクリーム食べちゃうお父さん萌え。

  • 第15位 2013年10月3日「アイスクリームが大好きな井ノ原さん」


高速道路のサービスエリアではソフトクリームを食べるし、冬でもアイスクリームを食べちゃう井ノ原さんのお子様味覚万歳。

  • 第14位 2013年9月10日「ノーアイプチですっ!!」


井ノ原さんの特徴として「目が細い」「一重」というのは鉄板ネタですが、一重の男の子がわざわざ自分で二重にして「見てみてー」ってやるネタって、中学時代にクラスの男の子とかがやたらやってた様な気がして、37歳の中学生レベルの無邪気さに乾杯。

  • 第13位 2014年1月8日「子どもじゃないんだから待ちなさいよと注意される井ノ原さん」


井ノ原さんの無邪気さが分かりやすく出ていた良い場面でした。有働さんに注意された後もまた嬉しそうに押す井ノ原さんが、先生に注意されるとまたやりたくなっちゃう子どもみたいで可愛かったです。

  • 第12位 2014年3月6日「アッキーにグーと親指を立てる井ノ原さん」


あさイチ」のリポーター「アッキー」こと篠山輝信さん。普段は「ピカピカJAPAN」のコーナーで終始明るい表情で地方ロケを行っていますが、この日は被災地の様子を伝えるということでいつもとはかけ離れた深刻な面持ちで伝えていました。こちらにも伝わって来るような緊張感が残る中、次の料理コーナーへ移動する際によかったよという意味なのか真意は分かりませんが、アッキーにグーと親指を立てて緊張を解してあげる井ノ原さんの優しさが印象的でした。

  • 第11位 2013年10月1日「靖くんを2回に1回抱きしめたくなる井ノ原さん」


あさイチ」のリポーターには「アッキー」ともう一人「靖くん」こと古原靖久さんがいます。井ノ原さんはこの靖くんのことをひどく気に入っていて、靖くんに対するコメントだけで今回の名場面25がほとんど埋まってしまうのではないかと思われたので、一番やべえなと思ったエピソードだけに絞っておきました。「ピカピカJAPAN」で地方にいる靖くんとは中継でのやり取りになるため実際に抱きしめることは出来ませんが、2回に1回抱きしめたくなるってそれ結構な頻度ですよ。大丈夫ですか。

  • 第10位 2013年10月31日「エンディングにスタジオの中に岡田准一さんを発見した井ノ原さん」


もう後30秒で終わるというのにやたらソワソワし始め一人だけ視線が泳いでいた井ノ原さん。こんなに集中していないの珍しいなと思っていたところ、同じNHK大河ドラマの撮影をしていた岡田さんがスタジオに遊びに来ていたというオチでした。「岡田ァ!」と嬉しそうに手を振る井ノ原さんのアップで「あさイチ」終了。後日雑誌で岡田さんからその時の話が語られていましたが、井ノ原さんは逆に大河の撮影スタジオには入りづらくて行けてないそうです。

  • 第9位 2013年11月18日「元彼との写真を捨てない有働さんを叱る井ノ原さん」


元彼との写真をとっておくという有働さんを叱りつける井ノ原さんが結構マジなトーンでした。この話は翌週何日にも渡って引きずられ、まだ捨ててないのか、早く捨てなさい、と何度も有働さんが注意されていて面白かったです。結局その後有働さんに恋人がいるという報道が週刊誌によって報じられた後、この話はすっかりなくなって有働さんイジリは新しい展開に向かっていきました。

  • 第8位 2014年3月18日「橋本シェフの名前を坂本さんと呼び間違える井ノ原さん」


有働さんに「橋本さんね」と訂正された時の井ノ原さん、カンペをじーっと見つめて何に間違えたのかしばらくの間気づいていない様子でした。本来人の名前を間違えるべきではありませんが、その間違えて呼んでしまった名前が自分のグループのリーダーの名前だったというところに、グッと来てしまいました。

  • 第7位 2013年10月8日「写真を変えてあげてよ、という井ノ原さん」


井ノ原さんと有働さんは、毎日番組を続けていくモチベーションを保つために、放送終了後お互いの良かったところを言い合う習慣をつけているらしいですが、そのせいか放送中にも有働さんを気遣う場面の多い井ノ原さん。自虐的になる有働さんに対して、真面目なトーンで今の方がもっと良いと女性に直接言ってあげられる井ノ原さんの紳士っぷり。

  • 第6位 2013年10月11日「割と脆いらしい井ノ原さん」


大石静さんがプレミアムトークのゲストとして登場した際に、大石さんなら井ノ原さんをどう描くかという話題がありました。井ノ原さんの真面目なイメージを崩したいという大石さんに対して「脆いですよ割と」とぼそっと答える井ノ原さんが最高でした。「脆いですよ」と答えても井ノ原さんには「そんなことないでしょ」と返してしまいそうになる強さがあるような気がしてしまいますが、明るく振舞う井ノ原さんが急に一人の人間としての弱さを見せた瞬間の様に見えました。

  • 第5位 2014年2月25日「髪の毛を切った有働さんをからかった後にかわいいと言う井ノ原さん」


2月の上旬~中旬にかけてオリンピック放送のために「あさイチ」は2週間お休みの時期がありました。その休み明け最初の放送で、有働さんが髪を切ったことに気づく井ノ原さん。「失恋したんですか」と散々からかった後に、ぼそっと「すごい可愛い」と零していましたが、この時ばかりは有働由美子に生まれて来なくて良かったと思いました。だってそんなこと言われたらこの後1時間半平常心で進行出来ない。

  • 第4位 2013年9月5日「今日じゃなくていつも可愛いよ!と有働さんをフォローする井ノ原さん」


「今日の有働さん髪型可愛いですね」と率直な感想を女性に伝えてあげる山崎樹範さんの好感度が上がると思うじゃないですか、髪型が変わったことに気づいてもらえて更に可愛いなんて言われたら女性って嬉しいじゃないですか。有働さんも褒められてちょっと戸惑ってたじゃないですか。しかしそこに更に「今日じゃなくていつも可愛いよ!」ってかぶせてくる井ノ原さんの手法何なんですか。あっという間に今日だけ褒めたやましげさん悪者みたいじゃないですか。こうやって人の好感度を奪っていく好感度泥棒☆井ノ原快彦です。

  • 第3位 2013年10月18日「ポテトチップスの塩を舐めてる子が好きな井ノ原さん」


ゲストに嵐の松本潤さんを迎えてトークをしていた時の話ですが、松本さんの女性の好きな仕草を聞いたついでに井ノ原さんの好きな仕草を有働さんが尋ねた訳ですが、何じゃそのフェチ。そんな訳なかろう、お前の嫁は清く正しく美しい瀬戸朝香だろ!!と詰め寄りたい気持ちになりましたが、瀬戸朝香がポテトチップスの塩を舐めてる図を想像したら、それはそれでものすごく美しい絵になりそうなので、要はそういうことかと何か納得しました。

  • 第2位 2013年10月7日「奥さんと一緒に料理を作る井ノ原さん」


井ノ原さんが「あさイチ」キャスターに選ばれた要因の一つに既婚者であり子持ちであるという要素は多分に含まれていると思いますが、「あさイチ」では井ノ原さんの家庭の話はほぼ出てきません。同じパパドルのつるの剛士さんや杉浦太陽さんから「うちの子が~」という話は幾度となく出てきますが、井ノ原さんには何か制約があるのか暗黙の了解の様なものがあるのか、ゲストも有働さんも井ノ原さんの「家庭」には一歩も踏み込まないというのが「あさイチ」のルールです。そのルールを破って井ノ原さんに一歩踏み込んだのが、料理コーナーに登場した料理人の方。料理をしている合間にふっと空いた隙間の時間にこの質問を投げた訳ですが、台本にあった訳でもなく事前にこの質問をしますと言っておいた訳でもないようで、井ノ原さん側も不意をつかれた感じながらも、あっさり回答していました。我々としてはおおおおおこの料理人さんよくやった!!拍手!!という感じで、井ノ原さんの口から家庭の話が出てきて大勝利です。奥さんと一緒に料理を作ることを「普通でしょ」とさらっと言えてしまう井ノ原さんのかっこよさに痺れました。

  • 第1位 2014年1月10日「僕のお父さんになって欲しい」


結局1位それかよっていう反応どうもありがとうございます。そうですそうです何と言っても2013年度下半期私が一番愛した「あさイチ」は2014年1月10日、大河で主演を務める岡田准一さんをゲストに迎えた回でございます。オープニングから二人で「久しぶり~」と抱き合ったり、エンディングでは岡田さんが井ノ原さんをおんぶして「NHK大河の主演でおま!」「NHK朝の顔でおま!」とV6から二人も“NHKの顔”になる人間が誕生した奇跡を見せつけられましたが、私が最も好きなのは井ノ原さんから見た岡田さん評が語られたところです。年上の井ノ原さんから見たところ、V6最年少の岡田さんはさぞかし可愛い孫の様な存在だろうと思っていたところ、まさかの「お父さんになって欲しい」発言。既に人の父となっている井ノ原さんが、まだ人の父にはなっていない岡田さんに対して、父性を感じているという逆転現象がとても興味深かったです。そしてその言葉を受けすぐに井ノ原さんを自分の胸で受け止める岡田さん。何だよこれ。想像の斜め上をいく光景に暫くの間胸の激しい鼓動が収まりませんでした。


以上、「私が選ぶあさイチ井ノ原快彦さんの名場面ベスト25(2013年度下半期)」でした。何で私こんな面白い情報番組知らなかったんだろ、朝の情報番組なんて暇な主婦だけが見る番組だと思ってたよ!と、未だ人の妻にすらなれていないくせに堂々とそんな偏見を持っていた私ですが、NHKの受信料を今までの5倍ぐらい払った方がいいんじゃないかってくらいもっぱら「あさイチ」のヘビービューワーです。今期からTBSではTOKIO国分太一さんが新しい情報番組を持つことになり「あさイチ」との視聴率競争も始まるかと思われますが、これからも井ノ原快彦さん結婚してくれ過激派として「あさイチ」を見続けていきたいと思います。とか何とか言って今日の「あさイチ」の前半30分を録り逃し出鼻をくじかれた感じですが、また半年後には名場面ベスト25をまとめられるように井ノ原さんの観察に努めていきたいです。